報 告 ページ7
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『えっ...とじゃあ取り敢えず色んなものポートマフィアに取りに行かないと...一旦行ってきて良い？』
そう聞くと直ぐに返事が返ってくる。
それだけで何か何処と無く嬉しかった。
何で？って思うよね…。それは...否、また後日。
昼下がりの横浜、何時もなら講義を受けているが
今日は休みだし、休みじゃなくてもこんな状況じゃ
休まざるを得ないし、まぁ要するに今日はfreeと。
なんか不思議な人達ばかり。
ゴーゴリ君は背が高いのに言動が幼稚園児だし
チャロ君とホーソーンさんは最早信者だし
...それにドストさんは私について一切聞こうとしない。
ポートマフィアに居た時は嫌でも吐かされたって云うのに。
嗚呼、そんな話をしたい訳じゃない。
私はもう過去には干渉しないから。
歩を進める足取りは重くなった。
にしてもポートマフィアのビルって大きい。
まぁそんな事知るか、私の"元の居場所"だ。
ｺﾝｺﾝ
『首領。入るよ。』
慣れ親しんだ重々しい扉。大きな窓。そして
椅子にもたれる、
私を一目見ると首領の目の色を変えて此方を見据える。こんなに目の色が変わるのはこの人位だわ。
「あああああ！Aちゃぁあん！やっと戻ってきたんだねぇ心配したよ...もう出て行かないで」
『御免、それは無理。私は、パパの敵になる。』
そう言い放った瞬間私は二つの事に気づく。
一つ、伝えたい事が上手く伝えられていない気がする上記の科白。
一つ、パパの"もうひとつの目"を開けさせてしまった事。
「其れは...どういう事だ。」
『私はポートマフィアから抜けて、他の所へ行く。けれども、そこで上手くやって行ける保証は無い。要するにパパには私がポートマフィアに何時でも戻ってきて良いという保険になって欲しいの。』
未だ私は完全にドストさんの事を信用していない。
否、未だ知り合って2日目だ。そっから
"話の流れ"でちゃっかり死の家の鼠に入った
(って事らしい)けど100%の信用で入った訳じゃない
即ち──────────
妄想を遮断する様にパパは言い放った。
『では私はAの保険になろう。だが条件がある
一つ、一度"保険"で戻ってきたらもうAの入った連中には返さない。
一つ、時々でも良い。敵同士としてじゃなく此処に顔を出す事。
一つ、対峙した時でも私の事を信じ抜くこと。』
一呼吸置き、私は云う。
「分かった。じゃあ、また会う日まで。」
たった一言。私にはそれなりに思いを込めた。
続く
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みょんぅ(プロフ) - かなとさん» あああごめんなさいいいいオリフラまた外すの忘れてました‥‥外して再投稿します！ (2019年3月25日 7時) (
レス) id: 7daf75e593 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月24日 23時) (レス) id: 0c77f35464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょんぅ | 作成日時：2019年3月24日 22時
