毎日イケメンに囲まれてとてもハッピーです。(怯え)

３３. 唯一の女友達 ページ33

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『えっ、あっ！しーちゃんじゃん！！』




pk｢しーちゃん…？｣





振り向くとそこには私の唯一の女友達であるしーちゃんが笑顔でたっていた。ひゃぁなんて可愛いんだ天使やないかい。

そう、このしーちゃんは名前こそ''しにがみ''とかいう物騒な名前だけど声、顔、どちらに置いても天使なのだ。





『そう！この前教えたじゃん？その…子…』





もう一度しーちゃんを見るとなにが違和感があった。
…？？？





『ぉえぇぇええええええ！？まって！？しーちゃん学ラン着てるんだけど！？！？どういうこと！？！？』





違和感の正体は可愛い顔と反対に、着ている服だった。
しーちゃんが着ていたのは男物の制服だった。

でも落ち着け。今はジェンダー問題もあるし別におかしな事じゃない。しーちゃんがそれに当てはまるのかもしれないし…。





pk｢え、しにがみくん男の子ですよ…？｣





sn｢そうだよ、男の子だよ。え、知らなかった？｣





『全然知らん！！！！！！！！！！』






全然普通の男の子だった！！！！嘘だ！！！！私は性別も知らずに接してたのか！？！？ちょっとまってこれ私は悪くないだろ！知り合ったのがジャージの時だったのが悪い！！！！全然違和感なかった！可愛かった！！しーちゃん可愛い！！！(ヤケクソ)

というか男の子だったんなら、もしかしてしーちゃんって呼ばれるのも嫌だったりしてたかな…？
しーさん？しーくん？？いやふざけてんのか私は。





『しにがみさん…』





sn｢いやしーちゃんでいいよ｣





返しの速度はやい。ごめんってば。




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