毎日イケメンに囲まれてとてもハッピーです。(怯え)

２７. この競技には死人がでます ページ27

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『やった1位だー！！！ぐちつぼサイコー！！』




ぐちつぼの方を見るともうなんかありえんくらい息切れしてたしもはや死にかけてた。そりゃそう、私をおんぶして走ってたんだし。私には夢主補正なんてかかってねぇんだよ！！！体重とかもうすごいんだから！！！！くそが！！！！！






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『あ、次私の番じゃん』




結果とお題の発表がされた後、自分も競技に出るはずだった事を思い出す。いやすご、私の借り物競争ハードすぎんか。





rd「1位とってこいよ」




『あたりまえよ、まぁ無理なお題だったら話は別だけどな』




rd「Aだったら好きな人とかか」




『いや怖おまえ。なんで分かるんだよ』




rd「もしそのお題出たら俺連れてっていいぞ〜」






ニマニマしながら言ってくる一つ後ろの列のらっだぁ。
やっぱり幼なじみ、なんでも分かるのか(関係ない)






『ばーか、出てもらっだぁじゃない奴連れてくわ』






''位置についてー''と聞こえたので前を向く。

らっだぁはなにか言っていたがピストルの音でそれも聞こえなかった。





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『えぇ……』





お題の紙を開くと大きく書かれていたのは''眼鏡をかけている人''


私の周りってあんまり眼鏡かけた人少ないな……あ、ぐちつぼもいるし大先生もいるじゃん。少なくないや。

ぐちつぼはさっきも走って疲れてるだろうし…かと言って大先生は話したことがあるだけであまり仲良くはない……ましては先輩である。




どうしようかな。






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