第26話 剣城side ページ27
いつも通りの部活。
練習はキツいが、サッカーは好きだ。
楽しいし……なにより、Aに応援してもらえる。
俺はAが好きだ。
……昨日のことは反省している。
また、改めて…謝ろうと思う。
でも、本心は…いつでもAに触れたい。
Aの笑顔は俺に元気をくれる。
あぁ………好き。
……でもアイツは俺のものじゃない。
フェイ…あいつは、危ない。
Aに対しての愛が重すぎる。
それに俺は、一昨日のことを昨日……正直に言ってしまった。
いや……でも、それでよかったと思う。
俺が深くは聞かなくても___きっとAに問い詰めて、いつかバレる。
…………A。
俺は…Aが好きなんだ。
それに…Aはずるすぎる。一昨日だってすぐには抵抗しなかった。
期待させるような………Aはずるい。
でも、好きなんだ。
それに…俺は気づいた。
別に俺はAの１番になれなくてもいいんだ、と。
でも一緒にいたいし、触れたいし、一緒に笑いたい。たとえ、Aの１番になれなくても。
俺は別に…それでかまわないんだと気づいたんだ。
…………あれ……空野か？
「っ……剣城くん…！お疲れ様！調子はどう？」
空野が俺に話しかけてきた。
頬を赤く、染めながら。
……？空野……？
「あぁ…今日もまあまあかな」
そう答えながらリフティングする。
空野は「そ、そっか」と言って笑った。
…………？
「あのね、剣城くん…………その」
急にもじもじとしながら俺をみつめてくる。
空野は……男子からも女子からも人気らしい。
学年で１番モテるとかそんな噂もあると聞いた。
まだ転校してきて間もない俺からでも良い印象だった。
たしかに明るいし優しいし、かわいらしい。
まぁ……Aのほうがかわいいが。
「どうした？」
「剣城くんって………好きな人とかいるの？」
びっくりした。
部活中に何を言い出すんだ、空野は。
「え…いきなりどうしたんだ」
俺が驚いて問うと、空野は「や、やっぱりなんでもない！ごめんね！」と言って手をぶんぶん振り回す。
……なんなんだ。変なやつだな……
…今のがAだったら、かわいすぎて直視できなかったろうな。
「……あれ…Aは、一緒じゃないのか？」
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さあや(プロフ) - のん＊みんてぃさん» のん＊みんてぃさんはじめまして！ありがとうございます……！！(T_T)完結までもう少しお付き合い下さい！ (2017年6月10日 19時) (
レス) id: 17a33e2589 (このIDを非表示/違反報告)
のん＊みんてぃ(プロフ) - 面白かったです!!これからも頑張ってくださいね!! (2017年6月10日 17時) (レス) id: e80e7720ad (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 氷さん» 氷さんはじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございます……！！(；_；)めちゃくちゃ嬉しいです！この作品作ってよかったです……！読み返したりなんて嬉しすぎます！次の更新までお待ちください……！！ (2017年4月3日 8時) (レス) id: 17a33e2589 (このIDを非表示/違反報告)
氷(プロフ) - こんにちは！こーゆー作品をずっと求めてました！！毎日暇があれば読み返したりしてます(^^)この作品のおかげで前よりもフェイがもっと好きになりました！(*^ω^*)次の更新が待ちきれない…(〃▽〃)応援してます(^^) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7ae4d542b5 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - ナイル川さん» もうそろそろ終わりに近づいて来てますね……(T_T)悲しいなんて、、優しいお言葉ありがとうございます……！！本編は終わっても、番外編とかは出したりしようかな？と思ってます！ (2017年4月1日 0時) (レス) id: 17a33e2589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さあや | 作成日時：2016年8月15日 13時
