第24話 ページ24
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kn「A…逝かんとって…お願いや…」
『…わらっ、て。貴方、の笑顔が、みた、いです、』
涙を堪えてAからの最期かもしれない願いを聞き入れる、無理に笑っても顔は言うことを聞いてくれない。
『あ、チー、ノさん。サンド、イッ、チ美味しか、たです。また、、ｺﾞﾎｯ 作っ、て下さい……』
え、？
ci「な、なんで気づいて……」
『ロシア語、しら、べまし、た』
Aはふにゃと笑うと目を細めた。
隣にドンっと何かが当たる。その手はAを握った。
sha「ごめん！！俺、Aさんの事信じれなくて…
こんな事ならなかったのに……ほんま、に……
ごめんな、、、ぁ……」
kn「シャオロン……」
『私、も視、野広げ、る余裕、なく、てすい、ません、
笑、って下、さい。大丈、夫で、すから。』
ci「お、俺も大した力になれなくってごめん…
もっと沢山話したかった…、ごめん
…ｸﾞｽﾞｯまだ、沢"山"作らぜて"……！！！」
チーノも鼻水を垂らして泣きぐしゃりながら負けじと言った。
『ま、た楽し、みに、してま、す
新メ、ニュー考え、たい、ですね、』
zm「A！！！絶対、お前の思いは曲げへん。
後は任せろ。信じられんくてすまんかった。」
『ゾ、ムさ、ん？ま、たお話し、しま、しょ。
待っ、てます、ね。』
そう華のように笑った。
Aがまた一段と冷たくなる。
察しがついた。"あぁ、死ぬんだ。"
『……もう、少、し生きて、たかっ、たな、ぁ、、』
Aは綺麗に笑って薄く開いた瞳をゆっくり閉じた。
震える手で彼女の脈に手を当てる。
ぴくりとも動かなかった。
抑えていた涙が滝のように出る。
喉が焼けるように痛くても泣き叫ぶのを辞められなかった
隣を見るとシャオロンもチーノも泣いていてゾムもフードを被ってるけど泣いとった。確認する余地も無かったけど後ろからも啜り泣いている声が聞こえた。
冷たくなったAを抱えて彼女に啜り寄るように泣いた。
目を開けて欲しいと、どれだけ願ってもAは目を開けてくれなかった。、
護れなかった自分が許せなくて拳を作るとポケットで
かさ、と聞こえる。ハッとなって急いで出すとそれは
Aが書き残した遺書だった。
今はどうしても読む気がせんかったけど、Aの事も
思ってこいつの綺麗な顔を見てからもう一度手紙を取って開いた。
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桜の穂 - すごく心が動かされました。両親の目の前でぼろぼろと泣いてしまいました…応援しています！！ (2022年11月26日 14時) (
レス) @page31 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今まで私が見た作品の中で一番深いお話でした。こんなに先が読めない面白い作品をありがとうございました。これからも影ながら応援させてもらいます！次回作も楽しみにしています！ (2022年9月18日 16時) (レス) @page31 id: ec1cc362d4 (このIDを非表示/違反報告)
インク - 死んだものは二度と生き返らない。殺した理由も記憶がなかったとかなんとかですまさしてはいけない。これは私の感想ですが、命の大切さというものが感じられました。少し遅れましたが、完結おめでとうございます！！！ (2022年9月17日 19時) (レス) id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - インクさん» もうラストへ迎えつつあります！応援嬉しいです。ありがとうございます！ (2022年9月2日 2時) (レス) @page18 id: 661051ea1e (このIDを非表示/違反報告)
インク - 物語もついにクライマックスか！作者様、最後まで頑張れ！！ (2022年9月2日 0時) (レス) @page17 id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつき | 作者ホームページ：作品の温度差で読者様に風邪を惹かせる
作成日時：2022年8月25日 2時
