第21話 ページ21
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kn side
シャオロンとゾムが味方についてくれた。
心強い存在でこの二人の存在を知れば他の幹部も…
もう遅いから各自自分の部屋に戻る事になった。
一週間くらいって言っとったから時間はまだある。
kn「A！！聞いてや！あのな！！！！」
ゾムとシャオロンの存在だけは知っていて欲しくて
Aに言うことにした。嫌がるかもしれんけど
部屋についてAに声をかけるといつもは
「ここにいます」と出てくるのに今日はこなかった
ベッドにもソファにもおらず少しだけ冷や汗をかく。
違和感を感じ部屋をすぐ探した。
kn「A？かくれんぼでもするつもりなん？笑
ほら一緒に寝ようや。もう遅いやろ？」
ずっと話しかけてながら探しているがおらず
段々早口になっていくのが自分でも分かる。
kn「Aどこ言ったねん…」
部屋を漁るほど探したがAの姿はなかった。
ふと机の上に視線がいった。
机の上には手紙？の様なものが置いてある。
綺麗な字であることからすぐにAだと察しがついた。
それを手に取ると紙には「遺書」と書いてあり
端の方には震えたペン質で「味気ないですけど」と
書かれていた。
中身を開けることなくこれをポケットに突っ込み
部屋を走って出た。
廊下に出ると城全体に放送がかかる。
rbr「「幹部は至急、幹部室にお集まり下さい。
…幹部 七瀬羽奈に脅迫状が届いきました」
頭をトンカチで殴られた様な気がした。
あいつやAや。なんで一人で…ｯ……
kn「一週間後…ちゃうんかいな……」
涙が出そうになるのをグッとこらえる。
己も幹部。幹部室に向かわなきゃいけない。
震える拳を握りしめて幹部室まで走った。
you side
よしっ書けた。
書いていたのは脅迫状？とらしくないけど遺書。
脅迫状の差出人は勿論七瀬羽奈だ。内容はこう
『拝啓 七瀬羽奈 様
本日の4時、我々国の城 幹部室にてお待ちします。
来ない場合、貴方の大切な人を殺していきます。
甘い覚悟で来るのだけはやめましょうね？』
あいつは必ず来るだろう。幹部全員を引き連れて。
今から城の裏に回って羽奈の部屋にこれを置きにいく
明け方ごろにきちんと実施できそうだ。
ナイフと拳銃を隠し持って呼吸を整える。
『___._________』
震える唇を噛んで足を進めた。
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桜の穂 - すごく心が動かされました。両親の目の前でぼろぼろと泣いてしまいました…応援しています！！ (2022年11月26日 14時) (
レス) @page31 id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今まで私が見た作品の中で一番深いお話でした。こんなに先が読めない面白い作品をありがとうございました。これからも影ながら応援させてもらいます！次回作も楽しみにしています！ (2022年9月18日 16時) (レス) @page31 id: ec1cc362d4 (このIDを非表示/違反報告)
インク - 死んだものは二度と生き返らない。殺した理由も記憶がなかったとかなんとかですまさしてはいけない。これは私の感想ですが、命の大切さというものが感じられました。少し遅れましたが、完結おめでとうございます！！！ (2022年9月17日 19時) (レス) id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - インクさん» もうラストへ迎えつつあります！応援嬉しいです。ありがとうございます！ (2022年9月2日 2時) (レス) @page18 id: 661051ea1e (このIDを非表示/違反報告)
インク - 物語もついにクライマックスか！作者様、最後まで頑張れ！！ (2022年9月2日 0時) (レス) @page17 id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつき | 作者ホームページ：作品の温度差で読者様に風邪を惹かせる
作成日時：2022年8月25日 2時
