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皆んなが食べ終わった食器を洗い終わって再び医務室に戻ろうとした。
医務室の扉を開けた習慣に肩を強く掴まれる。
驚いてその人を見ると朱色のマフラーに同じ色の瞳
この人は確か…トントンさん
『どう…されたんです「チーノが！！！」
え、チーノ？
「あんたが出て行った後皆んなの様子見にいったらチーノだけおらんくて！あいつもしかしたら1人でどっか言ったのかもしれん…！！」
『トイレとか…じゃ』
「ちゃう…絶対違う。あぁアイツもしかしたら死んでまうかもしれへん。どないしよ、また誰か…また…大切な人が、」
はあはあと過呼吸になり倒れそうなトントンさんを取り敢えず落ち着かせる。
『大丈夫。誰も死なせないから。これだけは約束します』
トントンさんをソファに座らせて急いで医務室を出た
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何回彼の名前を呼んだだろうか。
家の中は探すのをやめて外に出よう
急いで扉を開けて外に飛び出した。
庭を通り過ぎようとした時ﾎﾞｺｯと人を殴る音が聞こえた。
音の聞こえた方向に急いで行くとそこにはチーノさんと思われしき人と男の人が2人立っている。
『なに…してるんですか』
男2人は私の存在に気づくと気色の悪い猫撫声で私の名前を呼び暴力をやめた。
「綾間様ｧ〜。おはようございます」
「こいつなんか逃げようとしてたんで取っ捕まえてある程度調教しときましたよww」
下品な笑い方で虫唾が出る
「この丁寧な治療は綾間様がやったんすか？
わざわざ奴i隷にそんなんもったいないっすよww」
『…何故ここに？』
「あー昨日の荷台の回収っす」
そう言われてピンと来た。じゃあこの人達は闇オークションの支配人だ。通りで歪んだ性格。
『…ありがとうございます。チーノさんおいで、』
私がチーノさんに向かって両手を広げるとチーノさんは私に怯えた瞳を見せる。色彩が揺れて曖昧な瞳、
『チーノさん1人にしてごめんなさい。
私ね貴方の痛みを取り零さないでいたいんです』
いつでも泣かない貴方のそばに、』
もう一度おいで、と言うとチーノさんは生まれたての子鹿のようにふらついた足取りでこちらに来た。そんな様子を男2人は馬鹿にするように笑う
その2人に怒りを覚えつつチーノさんを抱き止めて身体を預けさせる。肩に乗った重い体重は私が愛せる重さだ
『怖かったね大丈夫ですよ』
そう言うとチーノさんは私の袖を握った
「もう何も…分かんな"いよ"ｯｯ…」
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りす(プロフ) - 好きです〜！wrwrdのみんなと夢主ちゃんには幸せになってほしいです！頑張ってください〜！応援しています！ (9月13日 8時) (
レス) @page31 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
まる麺 - 面白いです！これからも無理のないように更新頑張ってください！ (8月31日 23時) (レス) @page30 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬか - 好みだぁ…………………！ (7月29日 15時) (レス) id: 6a6324a65b (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 一気読みしました！面白いしそれぞれの過去がもう…(泣)応援してます！！ (5月22日 22時) (レス) @page27 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろぉ(プロフ) - 更新ありがとうございますーー！！！ (5月20日 11時) (レス) @page27 id: f13e73b476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつき | 作者ホームページ：作品の温度差で読者様に風邪を惹かせる
作成日時：2022年11月23日 16時
