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私は少々彼の返答に驚いた。
まさかそんな事言われるなんて思っていなかったから
でも彼が何か決心をして言ってくれたものに違いはない。
すんなり飲み込もう
『そう…よかった。綺麗になくなるといいですね』
素敵な貴方の体に傷が一つでも残ったら私嫌だよ
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『あと名前教えて貰ってもいいですか？』
そう尋ねると彼は気まずそうに顔を逸らした。
またしんぺー君みたいに名前にコンプレックスでも抱えているとでもいうのだろうか
『名前って大切だけど呼び名なだけ。馬鹿にする理由なんてないですよ』
すると彼はふとこちらを向く
「…違くて俺な名前ないねん」
名前が…ない、？
それってどういう＿＿＿
「親の顔も兄弟がいたかも知らない。名前なんてわからない。でも皆が言ってくれた、君は優しいからお兄ちゃんを思い出すって。」
「だから俺の名前…兄さんってことになる。呼び名だけど」
にい、さん？
『ふふっ、なにそれ凄い新鮮な気分』
「え？」
『あははっ！おっかしい！！だって私一人っ子だったから兄さんって呼べる存在がいる事がいなかったの！』
「なんでｯ……そんなに、」
『こんな嬉しくなったの久しぶりです』
自分の身内がまだ居たみたいな気分。
これだけで私は一人じゃないんだって安心できる強くなれる
『よろしくね、兄さん』
私が兄さんに視線を合わせて笑うと彼はくすぐったそうに笑って私の頭を布団から手を出し撫でてくれた
本当にお兄ちゃんみたい、
「ん、よろしくねA。ありがとう」
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まぁ、あれから色々あったわけだけど結果から言えば他のみんなは爆睡でした。
熱とか以外は無理やり起こして食べさせる必要もないだろう。
明日の朝ゆっくり食べて貰えばいい
ろくに睡眠も取れない生活送ってきて17時に寝らせて20時に起きろは鬼畜の所業すぎる
ゾムさんと兄さんちゃんと寝付けたらいいな。
医務室の明かりを少し薄暗くしてから部屋を出た。
今から向かう場所はお風呂。
普通に疲れた
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皆はあの傷じゃ流石にまだ入れないから取り敢えず明日の朝体を拭いてもらおう。
着替えも捨てられなかった父さんの部屋着とかもあるし何とかなる
名前が聞けてない人も沢山いるし全然敵意剥き出しだからまるで保健所から預かった犬達を懐かせるみたいだ
彼らは狂犬じゃない
完全には汚染されてない。
『大丈夫、愛してみせる』
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りす(プロフ) - 好きです〜！wrwrdのみんなと夢主ちゃんには幸せになってほしいです！頑張ってください〜！応援しています！ (9月13日 8時) (
レス) @page31 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
まる麺 - 面白いです！これからも無理のないように更新頑張ってください！ (8月31日 23時) (レス) @page30 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬか - 好みだぁ…………………！ (7月29日 15時) (レス) id: 6a6324a65b (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 一気読みしました！面白いしそれぞれの過去がもう…(泣)応援してます！！ (5月22日 22時) (レス) @page27 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろぉ(プロフ) - 更新ありがとうございますーー！！！ (5月20日 11時) (レス) @page27 id: f13e73b476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつき | 作者ホームページ：作品の温度差で読者様に風邪を惹かせる
作成日時：2022年11月23日 16時
