最高の花束をキミに (ページ2)

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｢店員さん～お冷下さい、、まってすごいかっこいいですね」

「ありがとうございます笑」

正直、自分では自分の事がかっこいいだなんて
1度も思ったことないけど言われ慣れてる言葉に
ありがとうございますとそう返す

そして毎回同じく聞かれるのが、、

「彼女さんいるんですか？」

でた今もおなじながれ、笑

「申し訳ないんですけどプライベートのことはあまり答えられなくて、ご想像にお任せします笑」

そして毎回こう返す。

実際の所、今は彼女はいないけど
作る気もない

お冷を頼まれた卓番を後にして
お冷を入れて卓番に届ける

そしてまたホールの立ち位置に戻ると
店長さんから出前オーダーをお届けに行って欲しい
と頼まれた

「はい！行ってきます」

届ける先は家とかではなく、謎に公園だった

20時をすぎてるのに公園、、って？

家出とかかな？

もしくは同じ年代くらいの人たちが集まって
戯れあってるのかななんて思いながら向かうと

そこには大人しそうな1人の制服を着た学校終わりの女の子しかいなくて驚いた

「キム商店のお届けに来たものです、イ Aさんでお間違えないでしょうか？」

「あ、はい」

今にも消えそうな小さな声でそう答えていた

「料金は12000ウォンになります。」

現金も丁度用意をしてくださっていて
戻ろうとしたとき

「あの、、、一緒に食べてくれませんか？」

呼び止められた。