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・戦い方と救われ方−4 ページ17
しかし、その途端、崖を落ちた。落ち葉や木の枝で分かりづらかったが、自分が居たところには地面が無かったらしい。
「(これは…折れる)」
死にそうだ、いや、この高さは死ぬ。先程の鬼が最大のときに5体は入りそうな高さだった。
「受け身、じゃないが……!!」
炎の呼吸をした。刃毀れしないか心配だが、下に向かって伍ノ型炎虎を放った。莫大な衝撃波が辺りに広がる。
「うぐぇっ…」
環火は息を荒くして上を見上げる。生きている。足と肋骨と肩あたりが痛くて痛くて仕方ないが、生きていた。任務完了だ。
すると、急激な眠気が襲ってきた。まだ暗い時間だが、とても気分が悪く吐き気が酷かった。それから耐えるように眠くなっていた。
「誰か…見つけてくれ…」
それを最後に、環火は目を閉じた。
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作者名:白夜ひすい | 作成日時:2020年11月22日 12時