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樹「やった!!じゃあそのカード、無くさないでね?お昼前にならいつでも来て大丈夫だから!」
そう言って再度カードを握らされる。
不意に横のジェシーさんを見ると、ぽかんとした表情で俺を見ていた。
樹「あー、もうこんな時間‥?
車で俺送るよ。夜道は危ないからね。」
いや、俺女の子じゃないんだからさ。
そうは言えど衝撃の連続でなんだか俺は一気にどっと疲れが出てきて、その言葉に甘えざるを得なかった。
未だ口を半開きにしているジェシーさんにぺこりと会釈をして、
樹さんと一緒にこの隠れ家を出た。
樹「さ、助席乗って。
‥家どこ?街外れの方?」
「あ‥はい、あの〇〇店の横の_」
慣れない車の窓から、ネオンの輝く景色を見つめて、今日たった一夜に起きた事に溜息が出る。
‥‥俺、何かやばい事に足を踏み入れてる気がする。
そんな風に思いながら、樹さんの走らせる車に身を委ねた。
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おにぎり - とても面白いです!続き、楽しみにしています!!! (2022年1月13日 18時) (レス) @page18 id: d85d3d4fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rua | 作成日時:2021年9月18日 8時