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今でもよく覚えてる。
わたしの両手を握って、真っ直ぐに見つめてきた彼のことを。
･
･
･
「ごめん、Aちゃんじゃない」
･
･
その言葉が、まだ
耳について離れない
･
･
･
「好きな人が、います」
「彼女が、います」
･
･
そんな言葉たちなんかよりも、わたしじゃないと言われた方が深く、深く刺さる。
今も、棘のように刺さったまま抜けてはくれない。
･
･
その日、わたしは
少しだけ泣いて、思い出を削除しきれないまま眠りについた。
全部夢ならば良かったのに
もう少し、わたしが可愛ければ
もう少し、わたしのスタイルが良ければ
…もう少し、わたしの独占欲が無ければ
あなたは、わたしを選んでくれたんだろうか
･
･
そんな、もしもの話
考えたって意味が無いでしょう
…それでも、好きでした。誰よりも
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りりあ - はるかさん！お久しぶりです、お話更新されてるの今気づきました。またはるかさんのお話が見れると思うと嬉しくてたまらないです。はるかさんのペースで頑張ってください。応援してます。 (2022年1月31日 2時) (
レス) id: 5732c46871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2022年1月12日 22時
