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第一話 ページ3

「おはようございます。」

『おはよう。』

「…支度は済んでいるのですね。」

『暇だったから。』

「今後は私の仕事を取らないで頂けると幸いです。」

彼女は私の専属メイドの杏。
私の表情筋が一切動かなくとも、私の感情、健康状態等色々分かってしまうスーパーメイドだ。



杏「それで、今日は入学式ですが心の準備は出来ているのですか?」

『……』

杏「…出来ていないのですね。」

杏は深く溜息をつくと、ポケットから布のような何か取り出し、私に渡した。

『これは?』

杏「私が刺繍を入れたハンカチです。」

『綺麗…。』

杏「当たり前です。私が縫ったんですから。」

その言葉に笑みが零れそうになったが矢張り表情筋は動かない。

『ありがとう。』

杏「はい。それと、そろそろお時間では?」

『本当ね。それじゃあ行ってきます。』

杏「行ってらっしゃいませ。」











入学式を終え、クラスの名簿を貰った。

軽く目を通すと、見覚えのある名前があった。

"常陸院 馨"と"常陸院 光"

それに加えて、特待生"藤岡 ハルヒ"

このクラスになる事をどれ程望んだだろうか。
1年A組にしてくれるなんて……

ちょっと神様!
最高すぎやしませんか!?

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おむらいす(プロフ) - 潰れたいちごさん» 応援ありがとうございます!飽きたら消すみたいな感じが繰り返されてるんですがそれでも見ていただいてありがたいです💦今回は友達と一緒にふざけながら作るので内容グダグダかもですが読んでくださるとありがたいです。 (2023年2月17日 17時) (レス) id: df2f507545 (このIDを非表示/違反報告)
潰れたいちご(プロフ) - おむらいす様の新作…!!面白そうな予感しかないですね…無理せず更新がんばってください!応援してます! (2023年2月17日 16時) (レス) @page1 id: ac34134ea1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おむらいす | 作成日時:2023年2月17日 7時

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