検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:137,044 hit

八十五話 ページ38

A「 貴方の勝手な都合で乱歩さんを攫うな。
それに乱歩さんはそんな簡単に死なないから」





「僕の異能力を使えば、この距離でも殺せる」





A「貴方には、無理」





「いや、殺せる」





A「 その口、今すぐ黙らせる。異能力、ヒト_____ 」





私の言葉を遮ったのは乱歩さんだった。





乱歩「探偵社以外の人間に異能力を使うな、A 」





A「すみません 」





賢治君が私の背中を揺すってくれている。





賢治「乱歩さん、無事で良かったです!」





乱歩「まぁ 僕がこんな所でくたばる訳ないけどね!!」





国木田さんが警察に電話をしている。


敦君は幸助さんが動かないように、柱に巻きつけている。





なんか、私だけ空回りしてる。
なんで異能力を使おうとしたんだろう。





乱歩「 泣くなんてAらしくないよ」






目尻に触れると、少し濡れていた。嗚呼、私は泣いていたのか。





A「 心配したんですからっ!」





乱歩「 ちょ、僕が泣かしたみたいじゃん!」





A「乱歩さんが泣かしたんですよ!」





でも、ご無事で何よりです。

八十六話(最終話)→←八十四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (170 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
設定タグ:江戸川乱歩 , 文スト , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

key - お疲れ様です。 (2021年7月25日 17時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
乱歩ルート期待の敦くんの妹い - 消しゴム…消しゴム味…?? (2018年5月25日 18時) (レス) id: 4a14a6da47 (このIDを非表示/違反報告)
ストケシア(プロフ) - 太宰LOVEさん» くそォォ!私も夢主ちゃんみたいになりてぇ! と思いましたね 笑 観覧有難うございます! (2017年5月13日 18時) (レス) id: 1d87435914 (このIDを非表示/違反報告)
太宰LOVE(プロフ) - 乱歩さん可愛い…夢主ちゃんずるいッ! (2017年5月13日 17時) (レス) id: d0ae358db4 (このIDを非表示/違反報告)
ストケシア(プロフ) - 白湯さん» 有難う御座います!私もこうやって物語を書けていてとても幸せでした! 観覧有難う御座いました!! (2017年5月5日 22時) (レス) id: 1d87435914 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ストケシア | 作成日時:2017年4月15日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。