七十六話 ページ29
乱歩「 いいよー」
すると乱歩さんは私の目線の位置に来て、体をこちらに寄せてきた。
ちょ、本当にするの!?
内心あたふた状態のまま、乱歩さんは私の唇にキスを落とした。
......長い、息が続かない。
それを察したのかようやく 離れてくれた。
ボンッと効果音が付いてもいいくらいのスピードで顔が真っ赤になった。
手で顔を隠し、うずくまる。
「おねーちゃん顔真っ赤ー!」
「お兄ちゃんすごーい!!」
A「.. 莫迦ですか」
乱歩「 もっとしてもいいけど 」
A「すみません、何でもないです」
少し残念そうな顔をしているけど、私には関係ない。
乱歩「 大人なキス の方もしたい」
A「い・や・で・す !!」
「大人なちゅー? 何それ、やって!」
最近の子供って恐ろしい。
乱歩「 えーでもなー、君達耐えらんないかもなー。
それとAも」
A「しませんっと云ったらしません!」
「おねーちゃん、頑張って!僕等も頑張るから!」
君達は頑張らなくて良いんだよ!
A「ちょ、乱歩さん!? 」
乱歩「ちゃんと口開けてね」
一瞬、冷静になれた事で異能力を使うことができた。
子供達の前では見せたくなかったんだけど。現に騒いでるしね、「おねーちゃん!どこー!」と云って遠くに探しに行った。
異能力を解き、乱歩さんを見ると不満そうにしていた。
..大丈夫かな。
乱歩「 もっと可愛いAが見れると思ったのに!」
心配して損した。
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key - お疲れ様です。 (2021年7月25日 17時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
乱歩ルート期待の敦くんの妹い - 消しゴム…消しゴム味…?? (2018年5月25日 18時) (レス) id: 4a14a6da47 (このIDを非表示/違反報告)
ストケシア(プロフ) - 太宰LOVEさん» くそォォ!私も夢主ちゃんみたいになりてぇ! と思いましたね 笑 観覧有難うございます! (2017年5月13日 18時) (レス) id: 1d87435914 (このIDを非表示/違反報告)
太宰LOVE(プロフ) - 乱歩さん可愛い…夢主ちゃんずるいッ! (2017年5月13日 17時) (レス) id: d0ae358db4 (このIDを非表示/違反報告)
ストケシア(プロフ) - 白湯さん» 有難う御座います!私もこうやって物語を書けていてとても幸せでした! 観覧有難う御座いました!! (2017年5月5日 22時) (レス) id: 1d87435914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ストケシア | 作成日時:2017年4月15日 16時