名探偵さんに愛され過ぎているお世話係 が居るらしい【文スト】

十二話 ページ13

国木田「小僧
ここはいいから乱歩さんにお供しろ。
現場は鉄道列車で直ぐだ」



敦「ぼ 僕が探偵助手ですか？そんな責任重大な」



乱歩「真逆、二流探偵じゃあるまいし
助手なんて要らないよ」



敦君、聞いちゃだめだよ。自分から泥風呂に浸かりに行っちゃだめだよ！！



敦「え？じゃあ何故」



あ.. 。



乱歩「僕 列車の乗り方判んないから」



敦「え” 」



乱歩「そうと決まれば早く行こう！」



いい経験になるよね、ホント。



_____________________________________



敦「乱歩さん、切符買わないと通れませんよ」



乱歩「随分と面倒な事をさせるんだね。それにあの紙切れになんの価値があるのか、僕には分からないね」



A「私 教えましたよね。なんで覚えてないですか」



乱歩「覚える価値すらない！」



A「ですよね、言うと思いました」



敦「 (本当に判らないとは.. ) 」



A「敦君、行くよ」



敦「あ、はい！」



名探偵さんなのに、何故か残念。

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