今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:283 hit
小｜中｜大
最悪な再会 ページ4
「終わった……」
さっきまで必死に抵抗していたが力尽きた男の亡骸を見て呟く
こういう仕事をしているが人を殺めるのが得意なわけではない
血を見ると吐き気がするし、深い傷を見るとゾワゾワしてきて気持ち悪くなる
ああ、早くお風呂に入りたい。早く暖かい布団で眠り
「ダメだね」
突然、私以外の声が聞こえてきた
もちろんさっき殺めた男の声でもない
誰っ！？気配がしなかった……！！？
恐る恐る振り返ると目の前が白く光った
思わず手でかざし、顔を顰める
光が消えると声の主が姿を表す
声の主はパーティー会場でぶつかってきた男だった
男の手にはスマホがあり、おそらくそれで写真を撮られたのだろう
というか、その服装……まさか女だったの！？
「あ、貴方はあのときの！！なぜここに！！」
驚きを隠すことなく噛み付くように叫ぶと
彼、彼女はジャケットの内ポケットをあさり、あるものを取り出した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2022年8月13日 14時
