【青葉城西】いや、良くないです。

別に 50 ページ10

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烏野に勝ち、白鳥沢に負け、音駒に勝ち、烏野に負け……



練習試合はあっという間に終了。



やっぱり練習試合一回目のドリンクを作れなかったのはとても痛い。



『はぁ……』


「なにため息ついてるんですか。」


『あっ、国見くん。』



後ろを振り向くとバレーボールを持っている国見くんが。



『自主練？』


「……まぁ、金田一に付き合わされてるの方が正しいですが」


『そうなんだ、手伝おうか？』


「いえ、大丈夫です」



本当は身を乗り出してでも手伝いたかったのだが、体育館の外で黒尾さんが手招きしていたのでやめておいた。



『黒尾さん、何用ですか？』


「いやあ、ボール出ししてくね？リエーフのレシーブ鍛えなきゃなんなくてさ……」


『あぁ、はい。お安い御用ですが……』


「じゃ、行くか！」




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第三体育に向かうと、




「オラ！もっと腰下げろ！！」


「ひぃ……」




夜久さんとリエーフくんが既に練習中だった。



「あー……俺の出る幕なし？」


「あ、黒尾。丁度よかった……ってAちゃんも……」


『こんばんは。お手伝いに来ました。』


「おお！ありがたい！じゃあボール出し頼んでいいか？」


『了解しました。』



その後、リエーフくんは徹底的に練習をさせられ、自主練は終了した



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