【青葉城西】いや、別にいいです。

別に 7 ページ7

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部員達が練習中、私はいち早くドリンクとタオルを準備した




何故か、と問われれば





『えーっとですね、ドリンクの好みはこの紙に書いてありますから…あ、あと粉はきちんとダマにならないように混ぜてあげてくださいね。それと…』


「だあああ！！もう！めんどくさい！」




…優美先輩にマネ業を教えるため、だが



「もう…私がマネ業とか無理ゲーだし…」


『大丈夫ですよ、合宿までまだ3日はありますし、覚えれば大丈夫です』


「大丈夫大丈夫って…根拠は？」


『だって優美先輩やれば出来るじゃないですか？』


「何様よアンタ！やれば出来るなんて当たり前じゃないっ！」



優美先輩が入ってきてわかったことは、優美先輩は意外と単細胞。



「おーい、休憩だよー？ドリンクドリンク！」


『あ、すみませーん！！』




私は籠を両手で持ち、及川さん達のほうへ走っていった




…あれ、これいつもなら優美先輩の仕事…




「お、今日は佐藤か」



『あ、あはは…』




嫌だなぁ、及川さんも松川さんも、花巻さんも…そんな顔しないでくださいよ


安心してください、私は2軍さん担当に切り替わってるので




『優美先輩ー、私2軍のほうに行くのでこっちお願いします』


「あ、うん」




私はドリンクとタオルの入ったカゴを持ち、二軍の方へと向かった




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