別に 18 ページ19
.
挨拶をした後
私は白鳥沢の部員達についていき体育館へと向かった
のはいいけど、
「Aさん!俺牛島さん超えます!」
『…えっと?うん、頑張れ?』
「う、牛島さんと同じ反応…」
さっそく五色くんに絡まれた
しょぼくれている五色くんがちょっと可愛かったのは内緒
.
最初の試合相手は音駒に決まったらしい
とりあえず私はドリンクを準備。
そしてジャージを畳んでボールカゴを取りに行く。
アップをとったりしなきゃいけないからね。
まずはトス&スパイク練習。
セッターは白布くん
スパイカーは1本打ったら変わるという仕組み
私は笛を鳴らしボールを宙に浮かせた
それを白布くんがトスし、綺麗に決まるスパイク
…うん、やっぱりこの音好きだなぁ
成功して次のスパイカーが前に出て私が笛を鳴らしボールを中に浮かせそれを白布くんがトス。そしてスパイカーが打つ。それの繰り返し
その後も順調にアップは進んでいった
『…よっ、と……』
ボールを拾いカゴに入れる
ああ、楽しい
と、不意に腕を掴まれる
『…あ、白布くん』
「練習試合、もうすぐ始まるって」
『あぁ、ごめんごめん。ありがとうね』
「別に。」
その場からうごかない白布くんに少し動揺しながらも残りのボールを淡々とカゴに入れていき、最後の一つを入れ終わる
『ふー、よし!終わり!』
「…おつかれ」
『おわっ!?いたの!?』
にゅっと後ろから顔を覗かせる白布くん
てっきりさっき辺りに戻ったのかと…
『ってあ、あと十分で始まる…』
「先行くから」
スタスタと行ってしまう白布くんにとりあえず私はついて行った。
.
3171人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おうお - 優美先輩、可愛いな…() (2022年3月29日 22時) (レス) @page27 id: 7273c0d811 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - なんか優美先輩普通にいい人で草 (2021年12月7日 21時) (レス) @page38 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 39ページ 残念ですか、 だと疑問系になってしまう気がします (2021年6月17日 1時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夢主の性格 黒子くんみたい!! 黒バスの (2020年6月26日 20時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨??(プロフ) - 待てや。わいの名前美優やから、なんかカオス。 (2019年6月25日 8時) (レス) id: 0cac6dbc0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ