社畜、またお届け ページ25
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『...お腹空いた』
胡蝶さんからまたお届けの依頼をされ街に出た私だが、とてもお腹がすいている。その割には昔からあんまり入らないんだけど
胡蝶さんが言うには、甘露寺蜜璃さん？は、今は甘味処にいるらしいから、探すついでになにか食べていこうかな？
『....って、あれ』
入ろうとした甘味処の席に思わず目が行く。
「んーーっ」
幸せを噛み締めるようにして美味しそうに食べるその子。服を見ればなんと胡蝶さんたちと同じ服。隊服ってやつじゃあないか！
胸元がどえらいことになってるなおい。
とりあえず注文だけして、その子に話しかけに行ってみる。
『あの、』
「ひゃい！あっえっと、」
声をかけるとその可愛らしい顔を赤く染めた。
『胡蝶さんからお届け物に参りました。風魅Aと申します。甘露寺蜜璃さんでよかったですか？』
「あっ、と、届けものね！ありがとうAさん！」
眉を下げて笑う甘露寺さん。うん。かわいい。
『いえいえ、それにしても美味しそうに食べますねぇ。見てるこっちがおなかいっぱいになっちゃいます』
なんかとてもいい子そうだったからつい会話を広めてみる。
「...はしたないですよね」
『そんなことないですよ。少なくとも私は、いっぱい食べる甘露寺さん、活き活きしていてとっても可愛らしいと思いますよ』
そう笑えば甘露寺さんは、
「す、すてき....」
と、また顔を赤く染めた
『それに、甘露寺さんが少しだけ羨ましいです。私は、そんなに食べられなかったから...』
前世の私はパンケーキだとかティラミスだとか、甘くて美味しいものいっぱい食べたかったけど食べる暇、そもそも出かける暇さえ惜しかったからなぁ...
「そんな！Aさんだっていっぱい食べていいのよ！？」
『え、でも』
「大丈夫よ！女将さん！この人にお団子沢山！」
『なにも大丈夫じゃないですよ甘露寺さぁん！？』
この後無事はち切れるまで食べさせられた。
.
蜜璃ちゃん→ひゃー！やっぱりしのぶちゃんが言ってた通り、綺麗で可愛らしい人！とっても素敵なことを言って貰えて嬉しい！(キュンキュン)
そんなに酷いところにいたのね...食べさせて貰えなかったなんて...私がいっぱい食べさせてあげなきゃ！な感情。
終わり
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蛍 - とても面白いです！これからも応援してます! (5月1日 19時) (
レス) @page25 id: 55105da247 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 最高です！勘違い度高めなの天才的だと思います！ (3月1日 21時) (レス) @page25 id: 114c51d1cf (このIDを非表示/違反報告)
ほしの - 初コメ失礼します…！こんなに楽しく読めたのは初めてです、私は貴方様の書く作品がとても大好きです！！これからも応援してます！ (6月23日 5時) (レス) @page25 id: 924d54da23 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新されるのを楽しみにしてます！ (2022年8月6日 21時) (レス) @page25 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - お、終わりなんですか､､､？ (2022年7月27日 21時) (レス) @page25 id: 6c54ce0ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文香
| 作成日時：2019年10月6日 3時
