社畜は戸惑う ページ14
.
夜が明けて、早速働くぞ!
.....と、言っても何をしたらいいのかまったくわからない。...ううん、1回部屋の外に出てみるか...?でも鬼殺隊?の人たちはみんな刀持ってるし、いきなり切りかかられたらどうしよう...
でも早く体動かしたい...けどこわい...
『ええい!行っちゃえ!』
「ギャア!!!」
バン!と音を立てて部屋の扉を開ける。
と、早速耳に入ったのは悲鳴。目に入ったのは....血だった
.....ファッ!!?
「......」
『......(唖然)』
...お互い、どれくらい固まってたのか。沈黙を破ったのは腕から出血なうな金髪少年だった
「結婚してください!!」
『......はい!!?』
めちゃめちゃ唐突に求婚された。えっこれそもそも求婚なのか?し、知らんけどなんかもうとりあえず血だらけな腕どうにかして!!??気絶するよ私!!?
『えと、....それより怪我、してるよね、君』
やべぇ明るいところで血を見るのとか初めてだから震えるううう怖いいい
「あ、は、はい!でも大した事ないです!!!し、心配してくれてる!!結婚してください!!」
『あの、結婚より先に治療をしたほうが』
「あら、どうなさったんですか?」
ひっえいつの間に胡蝶さん
「ひいいい!!い、いつの間に!!てか音やっば!!すみません!!」
金髪の少年は私の後ろにくっつく。
「......丁度いいですね。Aさん、お仕事頼まれて貰いますか?」
『あ、はい!もちろん!』
初めてのお仕事だ!どんなことするのかなぁ!
とか言って笑った私を誰か殴れ
『ぃ、いたいですか...?』
「ッ....だ、大丈夫です!!」
ぽんぽんと綿で血を拭き取る。ひ、ひいいい生々しい!!傷が!!
だって!誰が初めての仕事が手当だと思いますか!!?いや確かに胡蝶さん手当もするって言ってたけど!!最初はなんか雑用かなて!!
でも!!文句は言わない!仕事だと言われたなら遂行する!!けど怖い!!でもやる!!
って、少年が痛いのか涙目だ...!!私ちゃんとやれよ!!!
『ぃ、いたかったよね...こんな酷い傷....」
「ぇ.....」
『ごめんね、痛くないように、手当て頑張るね』
少年をなるべく安心させようと、微笑んでみる。ごめんなこんな笑みで...
ていうかこの子、どうしてこんな怪我....ハッもしかしてこの子もマフィアの一員...!?こ、こんな少年が戦場に......!?
どうしようもうかける言葉が見つからない!!
「貴女は、痛くなかったんですか?」
.
3344人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蛍 - とても面白いです!これからも応援してます! (5月1日 19時) (レス) @page25 id: 55105da247 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 最高です!勘違い度高めなの天才的だと思います! (3月1日 21時) (レス) @page25 id: 114c51d1cf (このIDを非表示/違反報告)
ほしの - 初コメ失礼します…!こんなに楽しく読めたのは初めてです、私は貴方様の書く作品がとても大好きです!!これからも応援してます! (6月23日 5時) (レス) @page25 id: 924d54da23 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新されるのを楽しみにしてます! (2022年8月6日 21時) (レス) @page25 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - お、終わりなんですか、、、? (2022年7月27日 21時) (レス) @page25 id: 6c54ce0ff5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:文香 | 作成日時:2019年10月6日 3時