【2j3j】らぶろっく【lrn】

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「 ほーん。で？ 言ったんかついに 」


「 いや……………言ってないねごめんけど 」


「 は？ 」








未だ伝えられていないという旨を伝えるや否や眉間に眉を寄せまくる不破さん。ちなAと同時期に入社してっから俺とAさんとの関係はいっつも相談乗ってもらってて合わせる顔がない。俺と酒を一瞥しては一気に酒を煽って、有り得ん。と一言。どうやらよっぽど気に障ったらしい。








「 ローレンさぁ、Aちゃん大事にする気あんの？ 」


「 それは愚問じゃない？ 言えてないだけで勿論あるよ 」


「 はぁ、じゃあ言えよ 」


「 うん、その勇気がないんだよね。寧ろ同棲までこじつけた俺褒めてほしいくらいには 」


「 …………カス 」









それはなんかじゃない？と言おうとして飲み込んだ。パーソナルスペース狭すぎて忘れてたけど、一応先輩だこの人。でも、あんたが言わんとしてることは確かに、確かにそうやけど、ムードとか含めて結構大事ではあるよ。

悶々と悩み続けたこの数ヶ月、俺の葛藤なんだったんって思うやんそれは。するからには絶対幸せにしたいし、でもそれが俺にできるのかって言われても確証はないし。くそ、まじで初めてのことだらけで本当わかんねえよ。











「 ローレン。Aちゃんは形が大事ってわけじゃないよ 」


「 さてはあんた相当酔ってんね？ 」












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