【2j3j】らぶろっく【lrn】

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「 クリスマスデートしない？ 」






そう言って、ちょっと照れくさそうに誘ってくれたの、実は嬉しかったんだよ。
りりむちゃんと葛葉くんはさ、色々ご縁があってっていう形で一緒にイルミ見に行ったけど、2人で見た眩しい景色は今までで一番綺麗だったかも。


寒いけど、心の中はあったかくて、ああ幸せ。君の横顔盗み見ようとしたら、同じことしてるんだから笑っちゃうよね。ぷって吹き出せば、すごく愛おしげに見つめられるもんだからびっくりしちゃった。





赤、緑、白。煌々と輝くクリスマスカラーが全部ローレンに見えるくらいには私、もう十分ローレンのことが大好きなのに、そんな優しい顔されたらさらに好きになっちゃうよ。胸の奥がきゅうって柔く痛くなって、どうしようもないこの気持ちを繋がれた手にぎゅっと込めた。恋愛下手な私は中々かわいらしく甘えられないし、自分の気持ちを伝えるのだってズルい方法使わないと伝えられない。でも、少しでもローレンに伝わればいいなって思ってるのは本当なんだよ。







「 綺麗やね 」

『 ね、サンタさんかわいい 』

「 ………Aさんもね 」












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