No.4 ページ4
なんで朝からこんな目に遭わないといけないのよ、、。
いきなり朝チャイムが鳴って、誰だろうと思って扉を開けたらユンギさんかと思ったのにまさかの元彼、、。
とりあえず家に入れたけど、門前払いすればよかったと後悔中。
「お前だろ?」
『何が?』
「とぼけんなよ。お前が慰謝料請求と養育費俺から奪ったらどうだって提案したんだろ?
どうしてくれるんだよ、、。」
『それ、本気で言ってるの?』
「は?」
『はぁ、、。
妊娠させておいて後は放置とか、有り得ない。
養育費を払うのは義務だし、慰謝料もソンミさんが傷ついたんだから払うのは当たり前だと思うよ。』
「はぁ、こんなことになるならお前と付き合わなきゃ良かった。あいつもなんか面倒臭いし。失敗だわ。」
その瞬間、「あぁ、この人はこういう人間なんだ。」と、全てを諦めた。
何も言う気が起きなくなってしまった。この人に説教をする時間すらも惜しいと思ってしまった。
『取り敢えずあなたは払わないといけないんだからしっかり払ってね。払わなかったら次は慰謝料どころじゃ済まないからね。』
「なぁ、さっきの言葉は取り消すよ。1番は君だから!Aのこと愛してるから!」
『だから何?私たちもう終わったじゃん。それに私はあなたのことが世界でいちばん嫌い。
愛してるから金払ってとでも言うんでしょ?1円も払う気なんてないからもう帰って。』
まあ、私がこんなことを言っても簡単に引き下がるわけが無い。こいつはそういう奴だ。
『悪いけど、私にはもう新しい人がいるの。
こうやって会うことすらダメなの。』
「は?お前マジで?
俺と終わったらもう新しい彼氏かよ。もしかして、お前も二股してたんじゃねーの?」
はぁ、本当に嫌になる。
こんなやつと付き合ってた月日が勿体無い。
『とりあえず、もう帰って、お願いだから!』
そう言って無理やり追い出した。
「おい、押すなって!また次来るかr...」ガチャ
ソンミさんのところに無理矢理押し掛けていなければいいけど、、。
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作者名:チョコレート | 作成日時:2023年8月25日 0時