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「…これでいいか？それじゃあ今度こそ…。」
「いや良くないわ！！」
うお、鋭いツッコミ…。
今年の1年生はきっと素晴らしいヒーローになるだろう。ツッコミとヒーローは何の関係もないけどね。
「…ふぅ、じゃあ逆に何を話せばいいんだ。」
「そ、そりゃ個性とか、あとヒーロー名！！」
ピンク色の体色に、角のある少女が、2本指を立てて言った。
個性…ヒーロー名…？
「すまないが、どちらもない。取り立てて言うことがなくて済まないな。」
「…え？それ、どういう…。」
「そのままの意味だ。私は無個性だしヒーローでもない。それすなわちここの教員でもないということ。
というか、君たち、テレビで私のこと見たことあるんじゃないか？」
私がニコリと笑って彼らに言うと、例の海浜公園にいた緑のモサモサくんが、あ！と小さく叫んだ。
途端に、そういえば…などの声が教室内で上がるようになった。
まぁ、中には未だに私が誰か分かっていない生徒もいるみたいだったけど。
「それじゃあもう一度、改めて。
私の名はフウカ。この国のお偉い様方から、直々に『対モンスター筆頭』を仰せつかっている者だ。もしかしたらこの先、
数秒のタイムラグの後、教室が阿鼻叫喚に包まれた。
「コイツがさっき言った通り、お前らがモンスターの対応で一緒になることもあるだろう。今のうちに仲良くしとけよ。」
「個性ないって言ってましたけど、どうやって戦ってるんですか！？」
「異世界ってどんな所なんすか！」
「モンスターって、あの狼みたいなやつ以外にもいるんですよね！」
うん、好奇心旺盛なのはいい事だ。今どきの15歳はパワフルだね。
しかし、どうにも嫌な予感が…。
「おい。」
隣に立つアイザワが、地を這うような低音を発する。
私もこの1年、ただモンスターの対処をして、ヒーロー科の子達と戦っていた訳では無い。新しい学びもあった。それは…
「騒がしくして時間を無駄にするのと、仲良くすることは同義じゃないよな？」
…それは、アイザワという男の前で、少しでも時間を無駄にするなということだ。
教室内が一気に静寂に包まれた。
「…止めたまえよアイザワ。彼らだって突然現れた女の事が気にならない訳が無いだろう。」
「だとしても、だ。今日は学級委員を決めなきゃならん。」
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あずき(プロフ) - れうさん» れうさん、コメントありがとうございます！そうなんですよ。ブラキが初登場した3Gで4部とコラボしてるんですよね。コラボクエストのブラキはジョジョブラキなんて異名が付けられるほどの強さだったらしいので、是非出したいなという私情から出演して頂きました！ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: 678c2a0d04 (このIDを非表示/違反報告)
れう(プロフ) - ジョジョ好きなんで最初見たとき「切れ方が仗助と一緒じゃw」って思って見てたら本当に仗助だったので笑いました！面白い作品で楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年9月1日 23時) (レス) id: 09b9274437 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - あーね！あいつなら怪談でてもおかしくないね！ (2020年5月5日 14時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - 怪談、、、ねぇ、、、。うーーん、自分の考えでは〜〜〜、、、ナルガクルガ、、、かな？ (2020年5月5日 9時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 楽しみにしています！(何か上からですみません) (2020年5月5日 3時) (レス) id: cddf2c714c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2020年4月26日 13時
