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結果から言うと、取引は成立した。
自分が迷惑をかけたんだから、借りはきちんと返させてほしい、と言って、私と契約を結んでくれた。
ドスマッカォたちの時と同じように、自らの血で彼の鼻の上に一文字を書くと、ブラキディオスは光の粒子になって、耳飾りの水晶に吸い込まれていく。
後ろにいたヒーローたちにとっては初めて見る光景だったろうから、
「うおおおおおおお！？」
「なんやその丸いの！モ〇スターボールか！？それモ〇スターボールなんか！？」
とひどく驚かれた。…モン〇ターボールって何だ？ペイントボールの間違いじゃないのか？
私の耳飾りは、投げても強烈な匂いは発さないぞ。
「落ち着いてください、説得は成功しました。彼が私の仲間になってくれたので、ちょっと特別な場所に行っただけですよ。」
「へぇ〜そらスゴいなぁ！」
…こちらの人達は一々反応が新鮮で面白い。
彼らのお陰で契約も結べた。
彼らがいたから、あまり寂しくはなかった。
誰かと協力して戦う私を見たら、「あの子」はなんて言うだろうか。
…まぁ、とにかく。
「皆さん、本当にご協力、感謝します。ありがとうございました。」
「ええよええよ！死者ゼロで済んだんやから！」
ファットさんの言葉に賛同するように、今回協力してくれたヒーロー達がにっかり笑った。
1ヶ月ぶりの、大団円だ。
ちなみにその後、ファットさんたちと打ち上げなるものに行った折りの話。
「…！！やはり…たこ焼き…美味い！！」
「おお！そりゃ嬉しいわ！！ファットさん特製のたこ焼きも食べてくれたんやろ？」
「あぁ、あの時は少し冷めてしまっていたが、それでも充分すぎるほど美味しかった。熱々となると更に美味いな。」
「せやろせやろ？さっすがフウカちゃんや、よう分かっとるなー！」
嬉々としながら続け様にたこ焼きを焼いていくファットさん。
…どうして今思い出したのかは分からないが、今まで気にしていたことを、ファットさんに訊いてみることにした。
「…ファットさん、『たこ』ってどんな生き物なんだい？」
「ん？自分知らなかったん？んーとな…。」
紙とペンを取り出して、キュッキュッと何かを描いていくファットさん。
タマキくんの時は分からなかったが、今度こそ…！
「できた、こんな感じや。」
「…な…！？」
白い紙の上に描かれていた生き物は
「…や、ヤマツカミ…。」
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あずき(プロフ) - れうさん» れうさん、コメントありがとうございます！そうなんですよ。ブラキが初登場した3Gで4部とコラボしてるんですよね。コラボクエストのブラキはジョジョブラキなんて異名が付けられるほどの強さだったらしいので、是非出したいなという私情から出演して頂きました！ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: 678c2a0d04 (このIDを非表示/違反報告)
れう(プロフ) - ジョジョ好きなんで最初見たとき「切れ方が仗助と一緒じゃw」って思って見てたら本当に仗助だったので笑いました！面白い作品で楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年9月1日 23時) (レス) id: 09b9274437 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - あーね！あいつなら怪談でてもおかしくないね！ (2020年5月5日 14時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - 怪談、、、ねぇ、、、。うーーん、自分の考えでは〜〜〜、、、ナルガクルガ、、、かな？ (2020年5月5日 9時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 楽しみにしています！(何か上からですみません) (2020年5月5日 3時) (レス) id: cddf2c714c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2020年4月26日 13時
