○背後にご注意 ページ22
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＊前回もそうでしたが、少しだけギャグっぽいのが続きます。
あの問題会見(？)の後、私は紆余曲折を経、ヒーロー養成の最高峰である「国立雄英高校」に居候することになった。
といっても、モンスターのいる場所が私の居場所なので、またすぐに別の所へ行く事になるのだろう。
そういえば、会見でアイザワが言っていた「モンスターの出現予測技術」なのだが…。
なんでも、モンスターが出現する際には「空間の歪み」ができるらしく、その「歪み」が発生する直前には、独特の反応が数時間ほど前に確認できるのだとか。
最初は遠く離れたスラム街、2番目もそこ、3番目は例のジンオウガ。多分1番最初のは私だろう。
それを利用して、モンスター達の出現を予測し、ヒーロー達と私を動員するらしい。
そして、現在。
「――制限時間は30分。マイクを戦闘不能にするか、渡した拘束具でマイクを拘束するかが勝利条件。タイムアップ、お前が戦闘不能になるかが敗北条件だ。」
自然溢れる運動場で、私は、雄英高校のヒーロー達の手によって、品定めを受けようとしている。
遡ること数時間前。
「イレイザーよォ。」
「…何だマイク。」
私はセルレギオスみたいな頭をしたヒーロー…プレゼントマイクに引っ張られて、アイザワのいる職員室にやってきた。
彼は私にビシッと指を指す。
「この子さぁ、確かに戦闘技術は確かだけどよ、俺みたいな『個性』相手だとキツイんじゃない？」
「…じゃあやってみるか？」
「え、何の話？」
「なに、ただの腕試しだ。」
だから何の話？
私はプレゼントマイクに引きずられるまま着いていった。
という経緯の元、現在。
「尚、今回借りる能力は1つのみとする。準備はいいな？じゃあスタート。」
アイザワのアナウンスがプツッと切れた瞬間、
「YEAHHHHHHHHHHHHH！！」
「んぐっ…！！」
ティガレックスの咆哮にも似た爆音が、私の耳に叩きつけられた。
どうやらこれがプレゼントマイクの個性のようだ。確かに、遠距離から一方的に殴られては私に勝ち目はない。
「どこですかアアアアアアアアアア！！？」
ハンターなら耳栓…いやこれもう高級耳栓レベルだな、それがあれば音の場所を探って特攻できるけど、生憎私は裸も同然。
ここで手をこまねいていては時間切れになる。
古龍の討伐、撃退依頼よりも少ない制限時間。
だが、こちらにはバインドボイス対策に打ってつけの仲間がいる。
「…怪談、好きかい？」
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あずき(プロフ) - れうさん» れうさん、コメントありがとうございます！そうなんですよ。ブラキが初登場した3Gで4部とコラボしてるんですよね。コラボクエストのブラキはジョジョブラキなんて異名が付けられるほどの強さだったらしいので、是非出したいなという私情から出演して頂きました！ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: 678c2a0d04 (このIDを非表示/違反報告)
れう(プロフ) - ジョジョ好きなんで最初見たとき「切れ方が仗助と一緒じゃw」って思って見てたら本当に仗助だったので笑いました！面白い作品で楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年9月1日 23時) (レス) id: 09b9274437 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - あーね！あいつなら怪談でてもおかしくないね！ (2020年5月5日 14時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - 怪談、、、ねぇ、、、。うーーん、自分の考えでは〜〜〜、、、ナルガクルガ、、、かな？ (2020年5月5日 9時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 楽しみにしています！(何か上からですみません) (2020年5月5日 3時) (レス) id: cddf2c714c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2020年4月26日 13時
