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そして、ハルキくんは親切にも、私にヒーローについてのことをたくさん教えてくれた。
これまた私のセンスでチャチャチャッとまとめると、きちんとした免許を持って個性を使った活動を行っている人達で、困っている人を助ける仕事をしているのだとか。
まぁあれだ、ハンターとかライダーとか、そこらへんの人達とおんなじ感じだろう。
「で、親父もそのヒーローの一人だった、ってことだ。」
「なるほど…。」
とすれば、ハルキくんのお母さんはどこだろう。
…流石にそれは野暮か。
「親父がここに来てくれたお陰で、このスラムには医療品が充実してるんだ。」
「イトウ先生の…個性？」
ハルキくんは静かに頷いた。
「アイツの個性は…」
「言っていいの？私に。」
「…は？」
ニコニコ笑う私に、ハルキくんはポカンとした表情だ。
「会ってちょっとしか経ってない私を信用していいの？」
するとハルキくんは、そういうことか、と言ってため息を吐いた。
こういう仕草は似ているね。
「親父はお人好しだけど、人を見る目はある。親父が助けたんだ、アンタも良い奴だろ。」
「…あぁ、そう。」
正直、拍子抜けだ。
イトウは彼の言う通りお人好しだし、私をナチュラルに信じそうだけど、ハルキくんはそんなことはなさそうだなぁと思っていたからだ。
やっぱり偏見で物事を推し量っちゃダメだね。
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あずき(プロフ) - キュラーさん» キュラーさん、コメントありがとうございます！そうですね、いずれは四天王も全員出します。ですがまだまだ先は長いので、気長にお待ちいただければ嬉しいです！ (2020年4月26日 13時) (
レス) id: 678c2a0d04 (このIDを非表示/違反報告)
キュラー(プロフ) - これ好きやわぁ〜〜、、、更新頑張ってください！四天王の四体もいつかは出すんですか？ (2020年4月26日 12時) (レス) id: 722c4617d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2020年3月28日 17時
