〈文豪ストレイドッグス〉名探偵の妹は更にその上を行くらしい 2

78話 ページ39

社長から立て籠ってる犯人の捕獲命令を受けて現場に向かった四人


細雪によって簡単に侵入することはできた


『死者が既に二名……怪我人は約七名…その内重傷者三名…与謝野さん行けます？』


「当たり前だよ、任せな。これ以上死人は増やさせないさ」


『有難うございます…

さて問題は……』


チラリと犯人の方を見る


相手は炎の異能者、しかも手練れだ


「何て惨いことを…！許さない…！」


『落ちついて敦君。今僕が作戦を練ってる…
取り敢えず谷崎君は与謝野さんを細雪で消しながら怪我人の救助に』


「了解です」


二人が動き出すとAは考え出した


『ここはやっぱり………よし決めた

敦君、谷崎君が救助に向かってる今僕達は姿を隠せない
だからここはまず僕が囮となって奴の前に出る』


その作戦を聞いた敦は驚いた


「そんなっ、Aさんを囮になんて！
其れに僕が失敗したら」


『敦君、僕はそんなに頼りない？』


「そんな事ないです！Aさんは強くて頭脳明晰で優しくて…」


『おー、そこまで言われると嬉しいね。でしょ
大丈夫。僕も力がある
勿論君にもだ。もし、君が失敗してしまったとしてもある程度僕がカバー出来る

其れに君は"彼"に勝ったんだよね？』


にこりと笑って問い掛ける


「彼って、芥川ですか…？」


『そう、僕が教育した彼を倒せたなら君の強さは本物だよ
自信を持ってね』


するとAは立ち上がって敦に言った


『さぁ、その強さで人を救おう』


「……はいっ！」


怯えたような目は今は自信に満ち溢れていた









更新しなくてすいませんでしたぁぁぁ！

スランプと精神的にキツかったのと刀剣乱舞にハマってましたぁぁ！


本当にすいませんでしたぁぁぁ！

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