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71話 ページ30

…………………



『何か変化あった?』



反応が無いので話し掛けてみた



谷崎「………………」



乱歩「……ふーん。A、谷崎の目を見ずにそのままナオミの方に向けろ」



全てを理解したかの様に指示をだす



『了解でーす』



素直に従いグルッとナオミの方に向ける



ナオミ「兄様?大丈夫ですの?」



流石に心配になったのか訊ねてみる



呼ばれた谷崎はゆっくりとナオミを見詰め



手を取った←



ナオミ「まぁ兄様、そんなにわたくしと手を繋ぎたかったですの?」



ポッと顔を赤く染める



谷崎「…ナオミ、愛してるよ!君の美しさは世界一だ!」



「「「「「は?」」」」」



呆気にとられる一同と落ち着いている乱歩、A、太宰



『太宰さんも理解出来たの?』



太宰「何と無くね
まぁあの色的に予想はついていたのだけど」



乱歩「でも何時もと余り変わらないな…失敗か」



詰まんなそうに駄菓子に手を出す乱歩



こんな会話が行われていても谷崎は相変わらずナオミに愛を伝えている



ナオミ「兄様、そんなにナオミの事を愛してくれていたのですね!
…フフフ、今夜が楽しみですわ」



妖しい笑みを浮かべる



敦「あ、あの薬は何だったんですか!?」



『まだ分からないの?…あれはね、


惚れ薬さ』



太宰「一番最初に目があった人に惹かれてしまう、そんな効果かな」



『でも変わり無いよねぇ…』



確かにその光景は普段見る物と対して変わりがなかった



太宰「あれは日付が変わると治るから放っておこう


さぁ次だ!……今度は平等にクジで決めようじゃないか」



何処から持ってきたのかクジを取り出し皆で引く



鏡花「……私だった」



当たりクジ?はどうやら鏡花に行ったようだ



『鏡花ちゃん選んで!』



鏡花が四種類の中から選んだのは綺麗な緑の液体



敦「何か毒々しいね……」



鏡花「問題ない。毒には耐性がある」



『さっすが鏡花ちゃん』



心配そうな敦を他所に鏡花は薬を飲んだ

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設定タグ:文スト , 江戸川乱歩 ,   
作品ジャンル:アニメ
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みるくれーぷ。 - シリアス中申し訳ないけどその推理ゲームは絶対乱歩さんと夢主ちゃんしか出来ないですよねw幼少期から凄い遊びをしてらっしゃるww (2018年12月23日 3時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
野良神(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年11月24日 13時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
月狂姫(プロフ) - 津島奏太さん» 有難うございます!ミスした所は直しておきますね。御指摘有難うございました。(^^) (2018年10月20日 15時) (レス) id: 12c92e1437 (このIDを非表示/違反報告)
津島奏太 - めっっちゃ遅くなりましたが、続編おめでとうございます!中々乱歩さんの妹の話は無いので良かったです!それと、54話の所で「読んでいた」ではなく、「呼んでいた」なのではないでしょうか?いきなりご免なさい…(´・ω・`)更新頑張って下さいね! (2018年10月19日 23時) (レス) id: 4a9619a865 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月狂姫 | 作成日時:2018年9月27日 18時

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