〈文豪ストレイドッグス〉名探偵の妹は更にその上を行くらしい 2

61話 ページ19

『情報だとこの辺り……』



太宰「其れにしても本当に可愛らしい方だったねぇ…」



『仕事しないなら帰ってもらえます？』



太宰「……ごめん冗談。」



今回の仕事はA一人だと危ないと言うことで太宰も一緒である



しかし予想通り太宰は依頼人に会って直ぐに心中の誘いをしたためAからの強烈な打拳がはいった



話を戻そう



依頼人は人通りの無いところを歩いていると後ろから触られたり抱き付かれたりするらしい



しかし後ろを見ても誰もいない



そんな事が続いているのだそう





『まぁ大方異能力者だよね…自分の能力を悪用するサイテーな奴だけど！』



太宰「本当だね。あのお嬢さんを助ける為に私も頑張ろうか…
(本当はAちゃんに良いとこを見せたいだけ何て言えないけど)」



『もぅ……ホントに女の人の事ばっかり……』



軽く頬を膨らませる



太宰「あれれもしかして…嫉妬してる？」



ニヤニヤしながら聞く太宰



『べっ、別に嫉妬じゃ無いんだからね！///』



太宰「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ…今のは反則……！」



太宰曰く吐血物だったらしい



『え、大丈夫！？何があったの！？』



太宰「気にしなくて大丈夫。有難う…」



咳き込む太宰の背中をさすっていると……



『あ、待って依頼者が言ってた奴ってアイツじゃ……！』



少し離れたところにいたのはフードを被ってマスクをした男だった

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