82話 ページ43
『え、敦君ちゃんと縛ったよね!?』
「も、勿論ですよ!!絶対解けないようにって
あっ!ある意味溶けてる!!」
「今そのギャグ要素要らないよ敦君!」
一気に騒然とする場
「アイツは異能者なんだろう?逃げたら不味いんじゃないかい?」
『えぇ……不味いですね…でもまだ此処から逃げては無い筈だし…』
「………皆さん、上です!」
虎の聴力で微かな音を聞き取った敦が叫ぶ
その場から四人が遠ざかる
次の瞬間、天井が落ち、炎が降り注いだ
「はっ、よく気付いたな。まぁいいさ、今から全員丸焦げさ」
炎を纏った男が降りてくる
『させないから……、作戦コード13Aで』
「「「了解」」」
「異能力__細雪」
作戦コードをAが伝えると即座に谷崎が細雪で四人の姿を消す
「…姿が見えなくてもな、全体燃やせばいいだろうが!」
室内全体に炎を振り撒く男
幸い、いた人は既に避難していた
『ざーんねん…炎は絶対君の周りには来ないの。気付かなかった?』
「なにっ… 」
男が驚いてる間に後頭部を蹴ろうとした
しかし
「残念だったな嬢ちゃん。……俺も一応ポートマフィアなもんでね」
『はっ、お前…』
男はニヤリと笑ってAの足を掴んでいた勿論握ってる手には燃え盛る炎が
「A!!」
『い"っ"だぁぁ……!』
勿論足は重度の火傷である
「そんな…Aさんでも苦戦するなんて…!」
探偵社はかなり不味い状況である
___________________
「中原君、いきなりで悪いのだけど今日任務に行ってる炎の異能者、回収してきてくれないかい?」
首領部屋で鴎外は中原に任務の命令を下す
「構いませんが…一体何故?」
「彼、私が標的だけ殺してくれればいいって言ったのに余計な人も殺しちゃってね…
処分の内容は君に任せるよ」
「…了解しました」
一礼をして中原は現場へと向かった
174人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるくれーぷ。 - シリアス中申し訳ないけどその推理ゲームは絶対乱歩さんと夢主ちゃんしか出来ないですよねw幼少期から凄い遊びをしてらっしゃるww (2018年12月23日 3時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
野良神(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年11月24日 13時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
月狂姫(プロフ) - 津島奏太さん» 有難うございます!ミスした所は直しておきますね。御指摘有難うございました。(^^) (2018年10月20日 15時) (レス) id: 12c92e1437 (このIDを非表示/違反報告)
津島奏太 - めっっちゃ遅くなりましたが、続編おめでとうございます!中々乱歩さんの妹の話は無いので良かったです!それと、54話の所で「読んでいた」ではなく、「呼んでいた」なのではないでしょうか?いきなりご免なさい…(´・ω・`)更新頑張って下さいね! (2018年10月19日 23時) (レス) id: 4a9619a865 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月狂姫 | 作成日時:2018年9月27日 18時