彼氏はトップアイドル、私はメンバー03

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Aside

侑李くんのｱｲｽｸﾘｰﾑ頭痛が落ち着いて、ﾃﾞｻﾞｰﾄもあらかた食べ終わってゆっくりしているところ。

山｢あのさ、圭人のｿﾛ曲の事なんだけどさ……｣

知｢僕振り付け考えたいんだけど。｣

『いいんじゃない？』

伊｢俺はﾋﾟｱﾉか。｣

『私も一応ﾋﾟｱﾉできるけど、さすがに両立出来ないと思うからね。』

山｢俺、作曲って言われたけど、できるかな？｣

『涼介くんが考えて、それを慧くんが弾いて楽譜にする。まぁ、私が歌詞作ってからじゃないとあれだと思うけど、頑張って？』

山｢あぁ。お前が言うなら頑張るよ。｣

知｢いつ考えるの〜？ﾂｱｰまであと2ヶ月だよ〜？｣

伊｢まぁ、最低1ヶ月で作ればいいんじゃない？｣

『んー、頑張ろう！笑』

山｢あのさ、そろそろ帰らなくていいのか？お前ら。｣

涼介くんに言われて、なんとなくみんなで時計を見ると、20:30をさしていた。

伊｢いいの〜、俺はAと寝るんだから。｣

『え、えぇ……？』

山｢あほ。させねぇわ。｣

知｢そうだよ！毎回来てる僕でさえ一緒に寝たことないのに！｣

いやいや、私の彼氏は涼介くんだし？

山｢知念は、Aが住むようになってから、週4は来てるもんな。｣

知｢そうだよ〜、それなのに涼介がAと寝させてくれないんだぁ泣｣

確かにゆうりくん、しょっちゅう来てる笑

前からなんだも思ってた笑

その後聞いたんだけど、私が撮影で家にいない時は、あんまり来ないらしい。

伊｢じゃ、そろそろ帰るとしますか。俺明日早起きだし。｣

知｢僕も。どうせ涼介は、Aと寝させてくれなさそうだし。｣

『はは……苦笑』

山｢さぁ帰った帰った。これから俺達は映画観るんだから。｣

伊｢仕事ないの？｣

『うん、明日は2人ともｵﾌだから、今日は映画三昧しようねって言ってたの。もちろん、ﾎﾟｯﾌﾟｺｰﾝ付き！』

知｢そんなに食べたら太るよ？｣

『大丈夫！その分明後日は1日中ﾚｯｽﾝだから。』

山｢いやいや、動けばいいってもんじゃ……｣

伊｢ないかな〜｣

『ﾑｯ！ いいじゃん！ほら、帰りなよ！』

みんな酷くない？少しくらい太ったっていいじゃん！

山｢ま、太って胸大きくなるなら俺はいいけど？｣

『知念警部、ここに変態がいます。』

知｢ちみ、ちょっと署まで来てくれるかい？｣

伊｢知念のｷｬﾗ見直さなきゃ…ﾎﾞｿ｣

知｢ん？｣

侑李くんからｽﾞﾓﾓって黒いｵｰﾗが…汗

山｢とっ、とりあえず、帰れ？このままじゃきりない。｣

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