彼氏はトップアイドル、私はメンバー03

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Aside

とりあえず、BANGER NIGHTを歌った。

1番声出せそうなの、これだったから。

そしたら、

生徒｢上手すぎじゃね？｣

生徒｢さっきまでﾊﾞｶにしてたけど、ﾊﾞｶに出来なくなるじゃん……｣

とか色々喋ってた。

『目撃せよ Tonight！』

歌い終わったけど……

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ ｷｬｰ

監督｢まぁ、こんくらいかな。｣

知｢ね？言ったでしょ？てか前より上手くなった？｣

『う、うん、上手くなってないけど。』

これで良かったのかな？

吉｢素晴らしいですね、もうﾃﾞﾋﾞｭｰしていいんじゃないですか？｣

『私の上手い上手くないじゃなく、ﾌｧﾝの皆さんが認めてくれるかどうかなので……』

そう、まだ私を認めてくれてるのはほんの一部の方々だけ。

だから、もっと努力しないと、認めてもらえない。

吉｢そうなんですか……こんなに裏表ない人珍しいと思うんですけどね。｣

『ははは……』

知｢本当だよ。Aは男ｳｹ狙ってるわけじゃなく、本気で努力してんのに、それを知らないから、批判出来るんだよ。｣

『裏表ないのは伝えられないからね。ｶﾒﾗあるから作ってるんじゃないかって思われるし笑』

監督｢そろそろ教室行こーか。｣

『はい！』
・









・









・

監督｢ｶｯﾄ〜！お疲れ様〜｣

『ありがとうございました！』

監督｢今日はこれで終わりだから、帰っていいよー｣

吉｢お疲れ様でした。｣

監督｢知念くん、急遽参加してもらってごめんね〜｣

知｢いえ、暇だったので、大丈夫です笑｣

3｢お疲れ様でした、ありがとうございました。｣

『侑李くん凄いよね、ｾﾘﾌすぐ覚えちゃうんだもん。』

知｢Aの方が凄いよ。他の人の分まで覚えてるだなんて……｣

『はは、このﾄﾞﾗﾏの内容が好き過ぎて時間あったら読んでたから自然と。笑』

吉｢あの、道場あるみたいなので、この前言ってた剣道しませんか？｣

『いいんですかね？』

吉｢さっき許可貰って来ましたよ。｣

『じゃあやりましょう！』

知｢僕見学する〜｣

『私、剣道久しぶりだから出来ないかもだけど笑』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

生徒｢ｷｬｰ！｣

ま、またか……

私はさっさと道場に行って、慣らさないと。

生徒｢Aさんだ！｣

ん？

生徒｢さっきの歌凄かったです！ﾌｧﾝになりました！｣

『あ、ありがとうございます？』

生徒｢あの、前まではJUMPの紅一点でｳｻﾞｲなって思ってたんですけど、ｲﾒｰｼﾞ変わりました！とても素敵でした！｣

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