検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:12,363 hit

6 ページ8

涼介side

昨日、あいつから寮に電話が来て、

“明日の夜19:00までに来れなかったら御坂さんは貰います。”

と言われた。

大ちゃんとかは、ふざけんなとか言って暴れてた。

けど、場所がいまいち分からない。だから、1箇所1箇所まわるしかない。

といっても、3箇所まで絞れた。

そのうちの1つにあるにかけるしかない。

時間がない。

今はもう17:30過ぎてる。

仮にもLEVEL5がなぜ黙っていられるのか………

もしかして脅されてる?

なんで俺はあいつなんかのためにこんなに悩んでるんだ?

有「山田ぁああ!!早く行くぞぉお!お前のテレポートがないとめんどいんだよぉお!」

山「うるせぇな、じゃ、行くか。」

J「おぅ!」

みんな手繋いでテレポートする。じゃないとさすがに一斉にテレポートさせるのは難しい笑





















2箇所ともダメだった。

だから、最後の1箇所にかけるしかない。

知「お願いだから、A。無事でいて………」

















Aside

あと、1時間もない……

でも、信じて待つしかない……

来てくれるって。助けに来てくれるって………

まだ知り合って1ヶ月だけど、みんなとは仲良くなった方だと思う。だから___

『……ッ………グズッ』

『私、初めてをあんな人に奪われちゃうのかな……?』

ガチャッ

吉「あんな人とは聞き捨てなりませんね?」

『ッ…… キッ』

睨んでやったけど、そこまで怖そうじゃない……

吉「来ませんね、あと15分ですよ?もう来ないんじゃないですか?笑」

『来る………絶対来ます!あの人達はそんな酷い人達じゃない、人を簡単に見捨てるような……貴方みたいな最低な人間じゃない!』

吉「せいぜい、そうやって足掻いててください?5分前になったらまたくるんで。」

ガチャッ


もう、無理……なの?

会えないの………?

このまま、得体の知れないこの部屋で、この建物で生きていくの?

そんなの…………あんまりだよ……

『グズッ……っ………う………』

このままじゃ、泣き崩れちゃう……

せめて、“恋”したかったな……

ガチャッ

『ビクッ……?』

吉「もう、5分前ですよ?来ませんね。ゲームオーバーです。」

『まッ……だッ…ヒック……5分、あります……からッ……グズッ』

お願いだから、そんな悲しい事言わないで………

吉「あーあ、お姫様こんなにぐちゃぐちゃに泣かせて、王子様の名も廃りますね笑」

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あかね - jump、好きです! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山田_すみれ | 作成日時:2019年6月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。