検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:12,359 hit

39 ページ41

○○side

山「それで?なんで俺のとこに来んの?」

知「わかんない?」

ちょっと涙声になってしまったけど、涼介、本当に分かってないの?

知「Aはね………」

ごめん、約束破るね?A。

山「早く言えよ、寝たいんだよ。」

知「好きなんだよ、涼介の事ッ___グズ」

半泣きの状態で、僕は涼介の顔を首を傾げて見つめた。

格好悪いな、今の僕。

山「は?嘘だろ?やめろよ、俺をからかうのは。」

知「からかってなんかない。Aは涼介の事が好きなんだよ。」

山「いや、ないない。俺は散々あいつにキツく当たってたんだぞ?それともなにか?あいつはドMだったのか?あ?」

知「分からないよ。でも、そうなんだって。でも、僕は涼介の事知ってるから、救ってあげたいんだ。Aを。」

涼介は、許嫁と結婚しないといけない。だから、Aを違う人を好きにならせてあげたい。

それが無理なら、涼介のご両親を説得する。

少しの確率にかけて。

山「どうやるんだよ……」

知「それはこれから考える。でも、一応伝えたからね。」

じゃ。と言って圭人の部屋へと向かった。





















『随分長いお手洗いだったね。大丈夫?』

知「う、うん。大丈夫。」

そう、僕はトイレに行くと言ってAを圭人にお願いしたんだ。

知「じゃ、部屋に戻ろうか。」

『うん。ありがとうございました、岡本さん。』

岡「いえいえ。いつでも来てね?俺は大丈夫だから。」

『はい、また来ますね。ニコ』

ガチャッ パタン

トトトト………

ガチャッ パタン

『じゃ、寝よ?』

知「うん。Aはベッドで寝な?僕は布団敷いて寝るから。」

『いやいや、いいよ、私が布団敷いて寝る!』

知「だめ。女の子なんだから。それに、あの傷まだ完全に治ったわけじゃないんだからね?見た目では変わらないけど、たまに痛いでしょ?」

『う、うん……じゃ、じゃあ、一緒にベッドで寝ようよ!』

知「えっ……?」

『いや?』

知「嫌じゃないけど、いいの?」

『うん。だって、私が布団敷いて寝るって言っても許してもらえないし、○○の部屋なのに○○にそっちで寝かせる訳にもいかない。だから、一緒に寝るの!』

知「わかった。もし襲っちゃっても、許してよ?」

『そ、それは電撃で逃げるから……死なない程度に。』

知「ははは、それは困るな笑」

とりあえず、一緒に寝るってことで収まったけど、僕我慢出来るかな?

40→←38



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あかね - jump、好きです! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山田_すみれ | 作成日時:2019年6月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。