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涼介side
俺は、頭冷やせって薮くんに言われてから、何すればいいのかわからず、寝ることにした。
でも、天罰が下ったんだ。
今更、夢の中に“あいつ"が出てくるなんて……
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時は俺らがまだ中2の時。
年下組が、公園でｻｯｶｰをしていた。
そこに、俺が好きだった、“彼女"の姿もあった。
そして、その“彼女"が俺達みんなを裏切るなんてこれっぽっちも考えてなかった頃だ。
“彼女"の名前は、高橋
翠｢涼介〜！差し入れ持ってきたよー！｣
山｢ｻﾝｷｭ。｣
だめだ、それを食べたら、お前は……俺は……
声にならない声を、目の前にいる俺には見えない自分、それでも、心の底から願った。
そんなの、過去の事なんだから、変えられないのを、夢の中なのだから、変えても意味が無い事を知っているのに。
ﾊﾟｸｯ
山｢ｳｯ____ｶｯﾊｯ___!?｣
翠｢ふふふ………あはははは！！｣
知｢み、翠！涼介に何したの！｣
翠｢私はあげただけよ、ちょっと強めの毒入りｸｯｷｰをね。｣
そうだ、俺は翠に………愛する人に毒を盛られたんだ。
裏切られたと気付くのに、そう時間はかからなかった。そして、翠の誰が後ろにいるのかも。
俺にこんな事するやつなんか、あいつらしかない………
平成学園の宿敵、
“白薔薇学園"
その学校にいる、LEVEL4の5人組。
それも、みんな厄介な能力を持ってる。
俺達の能力と似た能力だ。
勝てる事は勝てるが、勝つまでが長い。
翠｢こんなあっさり引っかかるとはｯ……ｸｸｸｯ｣
中｢なんて酷いこと……｣
目の前で俺が倒れてる。
この時に盛られた毒は、命には別状ないが、数日、声が出なかったり、手や足が震えることがあるそうだ。
そのせいで、１週間くらい辛かったっけな。
でも、
翠｢私ね、涼介達の事、本当に好きだったよ。でもね？今はあの人達の方が好きなの。だから、許して？笑｣
岡｢そんな………許せるわけ……｣
そんな中、年上組が○○の連絡を受けて急いで来てくれた。
��｢山田！｣
有｢誰だよ！こんなことしたや___つｯ！？｣
翠｢はーい、私でーす笑 めんどいけどもっかい言うね、私はあなた達の事好きだったけど、今は白薔薇学園の人達の方が好きなんで。｣
薮｢ふざけんなよ！｣
ﾆｺﾆｺしながら、翠が手を挙げて大ちゃんに答えて、薮くんは少しｷﾚ気味。それを止める事は出来なくて。
本当に辛い思い出………
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あかね - jump、好きです！ (2019年6月30日 17時) (
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作者名：山田_すみれ | 作成日時：2019年6月20日 21時
