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薮side
なんなんだよ、山田は！
話聞いていながら止めなかったのかよ！
女の子1人で歩くなんて、仮にもLEVEL5でも怪我してんだから危ないだろうが！
でも、怪我のこと山田は知らなかったのか……
山｢なんでその事教えてくれなかったんだよ。まぁ、教えられても止める気なんてないけどな。｣
有｢教えなかったんじゃなくて、教えようとしたら○○が止めたんだ！｣
中｢だって、やまだって疲れてるのに心配させるわけにはいかないしさ？｣
山｢安心しろ。心配なんかしねぇよ。それより朝飯は？｣
八｢それどころじゃねぇよ！ばか！｣
山田は、Aちゃんのこと嫌いだったのか？
嫌いなのに手伝ってたのか？
薮｢俺らはAちゃんを探す。山田は1人でご飯食ってろ！｣
山｢わったよ。1人で食べてるよ。みんな腹減ったって帰ってきても作ってやんねぇから。｣
知｢いいもん！A見つけてご飯食べてくるもん！｣
��｢俺も残るー。山田の料理のがうめぇし。｣
有｢あっそ！じゃぁな！｣
ｶﾞﾁｬｯ
薮｢なんなんだ、あの2人。｣
八｢とにかく、ﾊﾞﾗﾊﾞﾗになって探そ！｣
A皆さん、お世話になりました。これからは1人で生きていこうと思います。探さないでください。見つからないと思いますけど。
ｸﾞﾙｰﾌﾟLINEにそう送られてきた。
探さないわけないじゃん！見つからないわけないじゃん！
岡｢光くん！このﾒｯｾｰｼﾞ透視出来ないの！？｣
八｢やってみる………｣
出来んのかな……？
LEVEL5とはいえ、さすがにｽﾏﾎに送られたﾒｯｾｰｼﾞを透視するとか。
八｢読めた！Aちゃん、一人暮らし始めようとしてる！そして、山田が寝てたのを自分に血を与えたせいで具合悪くなってたんだと思ってる。｣
山｢ざまぁねぇな。｣
ﾊﾟｧｧｱﾝｯ
山｢いって、なにすnｯ__｣
薮｢いい加減にしろ！お前はAちゃんの事嫌いだったのか？！嫌いなのに手伝ってたのかよ！｣
山｢なんでそうなんだよ。｣
薮｢だってそうだろ？！嫌いなのに手伝うとかありえねぇだろ！そして、俺……聞いたんだ。○○達から。Aちゃんが吉沢についてく時、わざわざ呼んで気をつけろって言ってたって。｣
山｢あ、あれは、あいつが吉沢に関わった事で俺らにも迷惑がかかるんじゃないかと思ったからで………あいつを心配した訳じゃねぇ！｣
薮｢お前はそう思ってるかもな、表向きは。まだお前気づいてないんじゃねぇか？｣
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あかね - jump、好きです！ (2019年6月30日 17時) (
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作者名：山田_すみれ | 作成日時：2019年6月20日 21時
