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○○side

A………どんだけ優しいの?

自分だって今までにないくらい怖い体験をしたはずなのに……

『山田さん……手伝ってください……』

山「吉沢助けるならやだぞ。」

『違くて………触手……レールガンでまとめて撃つんです。そのためにはここじゃ、みんな巻き込んじゃう…から、どこか海とか広い場所にテレポートしてもらうしか思いつかなくて……』

薮「それなら早くした方がいいぞ。あの化け物、また、化け物の形に……」

赤ちゃんみたいな形で、それから触手が生えてるの。

その赤ちゃんも、可愛げもなく、目がまるで恐竜のような鋭さで、化け物という名が相応しい。

山「とりあえず、お前先に海にいろ。俺がすぐこの化け物テレポートさせてやる。」

ヒュンッ




Aside

急にテレポートさせられたけど、やるしかない。

『コイン……コイン……あった。よしっ。』

山「来たぞ!今のうちに早く!」

『言われなくても!』

チャリーン ドゥウウンッ!!

化け物<ギャーーーーー!>

山「すげーな、1位俺じゃなくてお前なんじゃね?」

『システムスキャンでの結果が山田さんの方が上なので、山田さんが1位です。』

山「そんなの………ッ!?」

『?』

山「危な!」

ヒュンッ

急に遠くへ飛ばされた。

山田さんは、あの触手を必死に抑えてる。

『まだ生きてたの?しぶといな………』

仕方ない、金属と連動して………

エレクトロナイフを使うしかないか。

『出来るかな…?』

バリバリバリッ

『よかった、出来た。山田さん、しゃがんでください!』

山「え?ってあっぶな!」

ヒュッ ドサッ

とりあえず1本。これが再生しなければ、いけるはず………

山「俺に出来ることねぇか?女のお前に頼りっぱなしじゃ、俺のメンタル殺られる。」

『じゃあ、吉沢さん連れてきてください。あと他のみんなも。』

山「他のみんな呼んだらこっちに来た意味なくね?」

『そうかもしれませんね。でもッ___ハァハァ……あっちも多分危険なんで、連れてきた方がッ___いいと思いますッ もう!しつこい!』

再生はしてないけど、他の触手の量が増えている。さっきとは大違いだ。

山「なんか分からないけど、分かった、連れてくる。殺られんなよ。」

殺られるわけには行かないよね、みんなを守るためにも、物語の主人公としても←

『って、そんなこと考えてる場合じゃないか___っと。』

10→←8



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あかね - jump、好きです! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田_すみれ | 作成日時:2019年6月20日 21時

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