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「と、轟くん、なんで･･･」
「なんでって、お前が会いたいって言うから来たんだろ
わりぃな、風呂はいってて気づけなかった」
轟くんはメールを確認して走って来てくれたんだろう。
せっかくお風呂に入ったというのに汗をかいて息を切らしている。
「ねぇちょっと出よ、
家にこもってたらおかしくなりそうで」
「着替えなくていいのか？」
家に帰ってからずっと制服で着替えてなかった私を見て轟くんは言う。
「あっごめん、着替えてもいい･･･？
少し待ってて！」
玄関に轟くんを上げて私は適当にパーカーとショートパンツを手に取りそれを着る。
「ごめん！お待たせ、行こ！」
「おう」
特に行き先があるわけでもなく私と轟くんは夜道を歩いていた。
轟くんは何も聞いてこなかった。
きっと私が話すまで何も聞き出さないつもりなんだと思う。
「ねぇ、ありがとうね」
「何がだよ」
「来てくれて、だよ」
「そりゃ来るよ」
表情ひとつ変えずにそう言った轟くんに私は少しドキッとした。
轟くんはどうしてこんなに優しいんだろう。
轟くんが横にいるだけで私は落ち着く。
ずっとずっと一緒にいたいと思ってしまう。
.
私は、誰が好きなの･･･？
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nana - すっっっごく面白かったです!!!私こういう内容好きで!本当に面白かったです!これからも頑張ってくださいね(>ω<〃) (2018年10月13日 13時) (
レス) id: f317dd3713 (このIDを非表示/違反報告)
フジノ(プロフ) - リっちゃんさん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます^^* (2018年5月26日 22時) (レス) id: 804ada280e (このIDを非表示/違反報告)
リっちゃん - とっても面白かったです！！！次の作品も見て、感想書きます！！！お返事よろしくお願いします！！！(^▽^) (2018年5月26日 20時) (レス) id: 85a44a79f3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ここあ*さん» 更新頑張って下さい。 (2018年5月14日 0時) (レス) id: 20aecf2dbb (このIDを非表示/違反報告)
ここあ*(プロフ) - 鈴木美妃さん» めちゃくちゃ嬉しいです･･･！！！！ありがとうございます(；＿；)！！ (2018年5月13日 23時) (レス) id: 804ada280e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フジノ | 作成日時：2018年5月11日 17時
