Where is hope？ (ページ21)

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▽ ページ21

なんだコイツ

mk「あ、ここね。でも真っ暗…」

rm｢電気つけるね｣

パチッ

mk｢怖！無理！ハイゼ！｣

hz｢…｣

rm｢いたんかい｣

mk｢ちょ、調べてきて！｣

ハイゼさんは頷いて調べに行った。
ってか全然喋らないやん。怖いわ。

しばらくして、調べ終わったらしいが何も起こることはないようだ。

mk｢なーんだ。ただの噂に過ぎないわね。ハイゼが可哀想だわ｣

行かせたのあなたですけどね？
なんてツッコんでいると、遠くから声が聞こえた。

怖くなって電気を消し、聞き耳を立てると、教頭とその他数名の先生の声がした。
ま、まさか……こんなところでリリーの魔法が解けた…！？

mk｢ルミナ、逃げるが勝ちよ！｣

ダッ

rm｢えっ、ちょ運動神経悪い人置いていかないで！？｣

次の日

mk｢教頭に呼び出されてめっちゃ怒られたわ。
ルミナ、あんたは私に言われたからなんに関係もないって言ってあなたの成績にはなんら支障はないわ。
私はあるけど｣

rm｢なんかごめんね…｣

mk｢いいのよ。というか…その…言いづらいんだけど……｣

ミカはファイルを見せ、1部を指さした。

mk｢ごめんなさい、ここ、Hanako in the toilet
じゃなくて、Moving human model in the science room
"理科室の動く人体模型"だったわ｣

は？どこをどうやったらこう間違えるの？？？
そりゃ調べても出てこないわ。

rm「しょうがないけどさ...
ミカの頭の悪さは随一だもんね」

mk「知ってるわよ」

あら自覚済みだったの←

rm「とりあえず、また調べ直そっか」

mk「そうね…」

rm「じゃあ、聞き込みよ！」

しばらくして…

rm「疲れたぁ…」

mk「ナズナちゃんに会って癒されたい」

rm「まぁ、わかったこと整理しよっか」

mk「ナズナちゃん…」

rm「おい終わるまでナズナと会うの禁止令出すぞ」

mk「ｳｨｯｽ」

よろしい()

mk「確か動いてる人体模型は昼夜問わず目撃例が出てるのよね」

rm「うん。目撃例が出始めたのは1ヶ月前から。
あと、危害を加える訳ではないみたい」

mk「でもナズナちゃんが怯えてるかもしれないからとりあえず排除よ排除」

うわ物騒。

rm「あとは…こんなもんかな？」

mk「そうね」

rm「じゃあ明日、理科室に行ってみましょ」

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

☆NGシーン☆

～わかるけど～

mk「え、1ヶ月も前からなの？」

rm「らしいね」

mk「じゃあ1ヶ月ずっと動き回ってたの？」

「「きっっっっっっっしょ…」」

人知れず侮辱される人体模型だった。