正義の既視?(騎士だけに) ページ7
Aside
『うん助けてもらったらまず礼を言おうか』
警戒心MAXのシルフっこを見やり、愛剣を収めながら呆れたように言う。まったく...
「うーむ、俺的には正義の騎士がお姫さまを助けたって辺りなんだが」
「はっ?」
...キリトのクソ馬鹿野郎!いきなり喋り方変えたと思ったのに結局いつもと同じかよ!?
「涙ながらに抱きついてくる的な」
や、やべぇ。笑いが...!
『アッハッハ!あんな登場して正義の騎士とかWwウヒヒヒヒヒヒ』
や、やべぇ、息ができねぇ...
「そうですよ!そんなのダメです!」
呼吸困難で
「パパに抱きついていいのはママと私だけです!Aさんもいつまで笑っているんですか!」
「わ、悪いWw」
と、止められん...!
ーーーーーーーーーーー
どうにか剣でぶっ叩いて笑いを抑えた。
「プレオープンから参加してる割には装備があまり強いものじゃないし、かと思えばそこら辺の上位プレイヤーを倒せるくらいには強いし」
あー、そこ疑いますか。
『まぁアカウントだけは作ったが、始めたのはつい二ヶ月前だからな。それ以前は他のVRMMOをやっていたんだ』
これならいいだろう。あまり怪しまれずに済む。
「それはいいけど、なんでスプリガンがこんな所にいるのよ?」
「何、大したことじゃない。...迷子になった」
キリトの言葉にシルフの彼女は笑い出す。
「領地はずっと東じゃない!君たち変すぎ!」
ちなみに俺はこいつに巻き込まれた。...別に間違いじゃないぞ!?
「まぁとにかくお礼を言うわ。助けてくれてありがとう。私はリーファって言うの」
「俺はー、キリト(アニメ版)。この子はユイ」
『Aだ(漫画版)』
なにはともあれ味方、ゲットだぜ!...あれ、このプレイヤー何処かで見た気が....
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作者名:闇月 | 作成日時:2023年11月12日 17時