ソードアートオンラインエピソード０〜月読の妖精〜 (ページ42)

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一つの戦いに終止符をページ42

「「「「「「「「「「『....』」」」」」」」」」」」
俺達は半ば呆れ、半ば絆を感じながら眼の前に光景に見入っていた。何故かって？それは数分前ー
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「ううっ...ううっ...どうしてなのー！？どうしてダメなのー！？」
少し前に全身全霊の一撃を放ち、どうにか暴走を止めた俺達。...が、しかし
「みんな、みんな私の事好きだって...応援してくれるって言ったじゃないー！？うわーーん...！」
(文字ではわかりにくいが)当の本人が泣き出してしまい、手に負えない状態となりました。...あと僕はあなたのことを好きだと言ったことは一度たりともありません。誓ってもいいです(ドライな性格にしてやる〜by作者)。
「セブン...」
キリトがどうにか慰めようと声をかけるが、
「どうしてキリト君たちは私の邪魔をするの！？酷いよー！酷いよー！！！」
やめてください。僕らも泣きたいんです。これ以上罵声を浴びせないでください。僕たちが悪かったです。許してください。
「あんたさ...自分を大人に見せて勝手に正当化してるばかりだと思ってたけど、そうやってちゃんと子供みたいに泣けるじゃん...」
「えっ？」
俺達邪魔かな？遠慮して取り敢えず後ろに下がる。
「大人たちに囲まれて...世間に担がれて...話題の的にされて...振り回されてるうちに乗った波から降りられなくなっただけなんだよね？」
「ううっ...ううっ...」
ああーっ、絆の空気ーっ(場違い)！
「ほら、無理しないでお姉さんの胸でお泣き？しばらく貸してあげるから...」
その後、HPが尽きて光となって消えていくセブンの身体(アバター)...それをレインはいつまでも抱きしめていた。