影から風へ ページ5
「助けは必要かな?」
俺はあの団長をー開発者の口調を真似して呼びかける。
「まあ、その様子じゃ必要そうだな。ー行くぞ!」
そう叫び、剣を振りかぶる。その威力でモンスターが消し飛ぶ。気がつけば、俺は全て的を倒していた。
「ーどうだい?そっちは倒せたかな?」
「あなた、一体ー?」
「何、ただのしがないソロプレイヤーさ。...縁があればまた巡り合うこともあるだろう。」
そう言って、俺は去った。しかし、こんなに早く再開するとはー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ?パーティに入ってくれ?」
いきなりそんな勧誘が来た。
「最近モンスターが強化されたせいで前衛が足りないのよ。お願い!」
「...仕方ない。私もそろそろ仲間が欲しくなってきたしな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私が一番に出る。リーファ君達は後に続いてくれ。」
「でもなんで...」
「この中じゃ私が一番防御力があるのでね。」
俺は敵に突っ込み、容赦はなく蹴散らした。
ーーーーーーーーーーーーーー
「いやー、あんたのお陰で助かったわ。ありがとうヒースクリフ」
「礼には及ばん。これは前衛である私の義務だ。」
その日、俺達は心ゆくまで語り合った。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:闇月 | 作成日時:2023年11月12日 17時