ソードアートオンラインエピソード０〜月読の妖精〜

番外編：キリトの変態録 ページ29

『バカやろぉぉぉぉぉ！』
開幕初手からすいません。デュエル大会で行われたリーファとキリトの戦いで、人身事故が発生してしまいました。それでキリトがとんでもないところを触り、俺が腰のベルトに挿していた５本の劇薬塗りの棒手裏剣を投げつけたところまでは覚えている。
『...なんで俺、監獄にいるの？』
「大会の最中に横槍を入れたからでしょ」
...ヴァーサクヒーラーさんの言うとおりだな。
ーーーーーー
湖畔の周辺を散歩していたら、とんでもないことが聞こえた。
「は、裸エプロン...してあげる...」
A(...！！！！！)
あんの野郎、一度ならず二度も恋人に裸エプロンさせやがった！...後でしばこう。
ーーーーーー
『ふぅー。』
どうもAです。フィールドを暴れまわっていたら温泉を見つけました。...おや、となりの温泉から声が聞こえる。
「...せ...ら、....しイタ...ラしようよ..」
...フィリアの声だ。やる気だな、あいつ。しかもリズもグルじゃん。次いで、ざぱんという音も聞こえた。
『あーあ、お前ってやつは単純なんだから...』
念のために目隠しを装着して姿を現す。
「「A!?」」
『こーんな初歩的な嘘にも騙されるんだから、つくづく正直者だよなぁ』
...やれやれだ。

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