ソードアートオンラインエピソード０〜月読の妖精〜 (ページ28)

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シャムロック・オブ・ザ・デッドページ28

「おーい、セブン！」
『そんなとこで何してんだ？』
「しーっ！大きな声で呼ばないでよ！」
そんな事言われても...昨日から音量一切あげてないぞ(＊注意：彼は発音が通常の話声から逸脱しない限り音量が変わったと認識できません)？
「セブン、ここにいたのか。」
おや、昨日の男じゃないか。ということは、そろそろやれるな。
「うひゃあ！スメラギ君に見つかった！」
「さぁ早くこちらへ。今日はミニライブがあると言っただろう？」
うわぁ...今更ながら大変だな。...うーむ、だんだん苛立ってきたぞ。
「おいあんた。あまり無理強いするなよ」
「なんだ貴様らか。一介のプレイヤー風情が口を挟むな」
なんだと？俺たちをただのプレイヤー扱いするのか？ALO出身者のくせして生意気なー！
『シャムロックのギルドマスターが歌う歌には共存と平和がテーマなんだろ？なら一介のプレイヤーの意見も聞かなきゃなぁ？』
「何だと...！？」
俺の煽り口調に男が苛立った顔になる。
「ああもう、やめてよスメラギ君。分かったから。もう行くから。」
チッなんだよ。せっかくシャムロックを苛立たせる作戦だったのに。これでは台無しだ。
「君達も恐れ知らずだなぁ。スメラギ君にそんな口きいたのはあのユージーン将軍くらいだよ。」
『お褒めに預かりこのA、光栄にございます』
まぁ、自分で言うのも何だが将軍の同等かそれ以上の実力を持ってるからな。俺たち。
「じゃあまたねキリト君！A君！」
「ああ！」
『そっちもな！』
あ、約束の時間だ。俺達は待ち合わせ場所へ足を向けた。