検索窓
今日:11 hit、昨日:14 hit、合計:568 hit

決戦 ページ10

『...ふうう。』
息を整え、先程立てた作戦を思い出す。俺の役割は死銃の後方から忍び寄り、至近距離で徹甲(スラッグ)弾を撃ち込むことだ。もう残弾も残り少ない。この一撃に掛ける!
『!発砲音!』
奴が最後の一撃を決めようとしている。俺は全速力で駆け出した。
見るとそこには体を切断されようとしている死銃が。俺は一気に肉薄し、奴の脳天に容赦なく徹甲(スラッグ)弾を叩き込んだ。
ーーーーーーーーーーー
「またリアルで会える時が来たら、その時はALOで会おう。...さて、この試合も終わらせないとな。」
『で?どうする?こちとら弾丸はもう殆ど残ってないぞ。』
「ふふふ...」
シノンが不敵な笑みを浮かべている。これはまさか...
「わーっWw」
グレネードを持って俺達に抱きついてきた。ああくそ、まさかこんなふうに終わるなんて...
そう思った瞬間、俺の周囲は閃光と爆音で満たされた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現実に戻ってきた瞬間、一気に体を跳ね上げる。
「わ、A君!?」
『アスナさんよ。あいつ...死銃の名前、わかるか?』
俺がした突然の質問に、彼女は言葉を戸惑いながらも答える。
「え...ステルベン。病院用語で『死』を意味するんだって。」
『...まずい!おいキリト!シノンの奴、友人に関してをなんて言ってた!?』
「た、確か医者の...あっ!」
その通りだ。シノンの友人が共犯者の一人である可能性が浮上したのだ。
『行くぞ!このままじゃシノンが危ない!』
俺は素早く着替えると、一気に駆け出した。

キャラ設定2→←月読の弾丸



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:闇月 | 作成日時:2023年11月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。