ソードアートオンラインエピソード０〜月読の狙撃者〜 (ページ5)

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戦場を貫く紅の弾丸ページ5

Aside

『ここは...基地エリア！？』
以前のBoBではそんなエリアはなかったはずだ。なぜこんなのがあるのか、謎だ。...まぁ、そんなことは置いといてエリアの情報だ。ここは宇宙での最終戦争の最後の砦として作られた。防衛用の無人メカと宇宙人の送り込んだ改造生物(ミュータント)たちが今も争いを続けている。とにかく難易度が高く、ペナルティも大きいのが特徴。そんな危険エリアが大会で生成されてしまうとは...。
『とにかく脱出しないとな。』
幸い、敵としての無人メカや改造生物は存在しないようだ。運が良ければライフガードなどのアイテムもあるかもしれない。
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砂漠エリア

基地の外は延々と続く砂漠だった。
『見つからないように隠れて行こう』
砂に潜り、少しずつ進んでいく。一時間後、森林エリア周辺に到着した。見ると橋で死銃と思われるプレイヤーと誰かが戦っている。
『あれは...ベイルライダーか。』
よく見れば近くにシノンとキリトもいる。死銃が銃撃した。苦しむベイルライダー。しばらくすると消滅した。
『キリト！どうだ？』
「間違いない。あいつが死銃だ。」
そう言って俺は基地エリアから持ってきたチップ型のライフガードを装着する。
『あの様子じゃ市街地に行くな。追うぞ！』
俺はそう呟き、市街地へ足を踏み出した。