ソードアートオンラインエピソード０〜月読の狙撃者〜

殲滅機銃、再び ページ20

虚構の山脈 深部デスメタルキャニオン

『おおおおおおお！』
新たに手に入れたM240Bを自在にすべらせながら敵を連続で撃ち抜く。伊達に殺戮機銃(デストロイトマシンガン)を名乗っているわけではない。
『やはり地上戦用とはよく言うぜ』
この汎用機関銃は信頼性と耐久度が高い反面11.8kgとやや重くまた弾薬箱を付けると不安定になるという弱点を持つが、俺の相棒の平均重量は24kg(レッドリボルバー23kg、スカーレットフレイマー25kg、ムーンスプラッシャー18kg、シャドウハンター21kg)。その程度の重量では俺はびくともしない。
『暴れ狂えッ！』
弾切れとともに最後の敵が倒れ、またも静寂が訪れた。
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クロツキの家

『あー、腕がガタガタだよ』
連日マシンガンを激しく振り回したせいで腕がイきかけている。しばらくはM500を使ったほうが良さそうだ。
「大型アップデートの続きってまだなのかな？SBCフリューゲルはまだ開放されてないんでしょ？」
...そういえば、もう何日も経つのにアップデートの告知すらないな。
「きっと何かしら仕掛けがあると思う。クエストクリアが条件になっているとかね」
ふむ。後で調べておこう。
「早く始まらないかなぁ？ワクワクするよね！」
...今更ながら、これがALO最強のセリフとは思えん。そして、戦いはふたたび始まる。

番外編：ザ・銃奪い→←AT紹介

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